エクセル初心者
エクセルで家計簿を作りたいと思っているんだけど、簡単に作成できるかな?できれば、あちこちに何度も金額を入力する手間は省きたいなぁ!
エクセル初心者
私は家計簿ノートに記載していくのが苦手で途中であきらめてしまったの。 エクセルは仕事柄よく使ってて慣れてきたから、エクセルで入力していく家計簿を作りたいな!でも、エクセルの家計簿を作るのは関数とかがいっぱい入って難しいのかな??
家計簿はエクセルで作ることができるよ!できるだけ入力の手間も省きつつ、そして全体の収支を把握しやすいようにするエクセル家計簿の作り方を解説するね!
Dr.オフィス
今回は、エクセル家計簿の作り方を解説します。
エクセルで家計簿を作れば、計算も簡単にしてくれます。
そして、参照すれば何度も入力せずに金額を反映することもできます。
日々の支出を入力していれば1年間全体の収支を見れるので、お金の使い方やお金の動きも把握しやすくなるのでエクセルで家計簿を作ってみましょう。
- 1年間の全体の収支を把握するシート(1枚)
- 1ヵ月ごとに支出を入力するシート(12ヵ月分)
上記のように基本的に必要なシートは、『全体を把握するシート』と『月ごとのシート』の2種類です。
全体を把握するシートは、月ごとの収支が自動で反映するようにします。
入力する手間をできるだけ少なくし、そして全体の収支を把握できる家計簿を作ってみましょう。
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エクセルでの家計簿の作り方は次項より始まります。
まずは、全体の収支を把握することができるシートを作成する手順から見ていきましょう。
※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:Office365』を使用しています。
目次
【エクセル家計簿の作り方】収支の全体を見れるシート作成
1年間の収支の全体を見れるシートを作成します。
↑こちらは今回、作り方を紹介するエクセル家計簿の1年間の収支を把握する『収支シート』の出来上がりイメージです。
このシートの金額は、関数や参照を使っているので、入力はしていないよ!フォーマットだけ作成しよう!
Dr.オフィス
↑まず、白紙のエクセルに見出しや家計簿の項目を入力しましょう。
家計簿の必要な項目は、自分に必要なものを考えてみてね!
Dr.オフィス
↑罫線や色を付けると、『収入』と『支出』も一目瞭然になります。目立たせたいセルには太字などを設定しても良いでしょう。
↑もしマイナスの金額が反映された場合に『-(マイナス)』と、数値は『赤文字』に設定しておきます。
D3:P25を選択し、表示形式のユーザー定義から種類を『#,##0;[赤]-#,##0』で設定します。これで、もしマイナスの金額があれば、『マイナスの金額が赤く表示』されます。
『表示形式』では、いろいろな表示の仕方ができるので、ぜひこちら≫エクセルで単位の設定方法も参考にしてみてください。
以上で、エクセル家計簿の1年間の収支を把握する『収支シート』の出来上がりです。次は、1ヵ月ごとに収支を入力するシートを作成しましょう。
1年間の12ヵ月分を作成するのはとても大変ですが、1枚作成すればあとはコピーするだけなので簡単に作成できます。
次項では、エクセル家計簿の『月ごとの支払いを入力するシート』を作成するので、読み進めてみましょう。
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Dr.オフィス
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【エクセル家計簿の作り方】月ごとの支払を入力するシート作成
新しいシートに『1月』の家計簿を作成しましょう。
↑1月の家計簿の出来上がりイメージになります。これを12月分までコピペするので、フォーマットは1ヵ月分を作成するだけで済みます。
↑1月のシートに、収支シートの『収入と支出』の項目をコピー&ペーストします。月ごとの支出と、全体の収支を把握できる『収支シート』で項目が合わないと金額の反映がうまくできないので、コピー&ペーストしました。
↑収入と支出の項目の表を作成します。項目を切り取って、空いているセルに貼り付けて、表らしく見出しや罫線を設定しましょう。
↑支出の『固定』の金額を入力します。今回は、『住宅ローン~自動車保険』までは固定なので金額を入力できます。
残りの項目を見てみると、『電気~貯蓄』は月1回の支出だけど金額が未定です。
そして『食品~その他』は、日々の生活で支出に関係する項目になります。
なので、『食品~その他』の支出を入力できる表を作成します。
↑B列に『食品~その他』の5項目が入るように列を挿入し、5項目をコピーし向きを変えて貼り付けます。
↑A1セルに『2020』、B1セルに『年』、C1セルに『1』、D1セルに『月』と入力します。この数値で、『日付と曜日』を自動で反映する表を作成します。
↑A3セルを選択し、『=DATE(A1,C1,1)』を入力しましょう。A4セルには、『=A3+1』を入力し、1/31が表示されるA33セルまでオートフィルします。
DATE関数については≫DATE関数を使い日付を自動入力を参考にしてみてください。
↑A3:A33を選択し、表示形式のユーザー定義の種類を『d”日”(aaa)』で設定し、日付と曜日だけを表示させるようにします。
↑B34セルには合計を求める『SUM関数=SUM(B3:B33)』を入力します。B34セルは、F34セルまでオートフィルしましょう。
↑先ほど作成した、収入と支出の表K14:K18の『食品~その他』の金額にSUM関数の合計を反映させます。
K14セルに『=B34』、K15セルに『=C34』、K16セルに『=D34』、K17セルに『=E34』K18セルに『=F34』と参照しましょう。
↑収入と支出の表を仕上げます。収入のH6:H7『前月繰越』は不要なので削除します。
収入支出の合計はSUM関数で計算します。
支出の入力する必要のない、固定の金額や参照しているセルには色を塗り、罫線で見やすく整えましょう。
↑白いセルは、毎月の金額を入力するセルになります。色を塗っているセルは、固定であったり参照されているので、入力不要です。
下のセルを入力しやすいように3行目を『ウィンドウ枠の固定』すると、見やすくなるよ!
Dr.オフィス
↑1月のシートを12月までコピーして、12ヵ月分のシートを作成することができました。
↑1月シートに日々の支出の金額を入力してみましょう。
そして収入や、白いセルの支出も入力します。
1ヵ月の家計簿が出来上がりました。
左の表は日々の支出を入力することができ、そして右側の表は1ヵ月の収支を表示しています。
次項では、『12ヵ月分のシート』の金額を『収支シート』に反映するように設定します。
簡単な参照や、簡単な数式を使って完了します。
家計簿の完成まであと少しですので、ぜひ読み進めてみてくださいね。
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Dr.オフィス
【エクセル家計簿の作り方】簡単な数式で収支の全体シートを反映
『収支』シートを開きます。
↑D3セルに『=’1月’!$I3』を入力します。この数式は、『1月シート』の収入欄に入力した金額を参照します。D5セルまでオートフィルしましょう。
↑D6セルは前月繰越なので、『0』を入力しました。D7セルは、SUM関数『=SUM(D3:D6)』で収入の合計を出します。
↑D8セルに『=’1月’!$K3』を入力します。
この数式は、『1月シート』の支出欄に入力した金額を参照します。
D23セルまでオートフィルし、D24セルにSUM関数『=SUM(D8:D23)』を入力し合計を計算します。
↑D25セルは、収入合計から支出合計を引いた『残金(繰り越し)』を『=D7-D24』で計算します。
1月の収支金額が反映されました。12月までオートフィルしましょう。
↑D3セルを12月のO3セルまでオートフィルしましょう。
同じくD8セルをO8セルまでオートフィルします。
すべて『1月シート』からの参照になっているので、その月に合うよう参照先の月を変更します。
↑E3:O3までを選択し、O5セルまでオートフィルします。
オートフィルオプションは、太線の罫線までコピーしてしまうので、書式なしを選択しましょう。
E8:O8も同じようにO23セルまでオートフィルしてください。
↑E6セルの2月の繰越金額は、1月の残金(繰り越し)を参照するので『=D25』と入力します。
このまま、12月のO6セルまでオートフィルします。
↑7行と24行とP列に『SUM関数』で合計を計算すれば、『収支シート』の完成です。
↑収支シートは、1月~12月のシートに入力した金額を参照しているので、データとして見るための表になります。
この収支シートに新たにグラフなどを追加すると、家計簿としてさらに役立つのではないでしょうか。
エクセルで1年間の収支が把握できる家計簿は、最初に頑張って作って原本として置いておけば、あとはずっと使えるね!
Dr.オフィス
エクセルの家計簿以外にも、スマホで自動家計簿アプリを使うのもとても便利です。
銀行口座やクレジットカードを連携することもでき、自動で収支が『見える化』されます。
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