
エクセル初心者
- エクセルでチェックボックスを作成するのって難しいのかな?
- ToDoリストを作成したいから、チェックボックスの使い方を知りたい!
- チェックボックスを使った便利技をくわしく教えてほしいな!
チェックボックスは、とても便利な機能だね。チェックボックスの作り方や編集など、とっても便利な技もくわしく解説するね!

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今回は、エクセルのチェックボックスについてくわしく解説します。
チェックボックスとは、小さい四角にレ点のチェックを入れることができる機能です。
チェックボックスの作り方や削除する方法など、他にも様々なチェックボックスの機能について本文で解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:Microsoft365』を使用しています。
目次
エクセル『チェックボックス』の作り方
チェックボックスを作るには、『開発タブ』から操作する必要があります。
注意するポイントとして『開発タブ』は初期設定では表示されていません。
『開発タブ』の表示がされていない方は≫エクセル【開発タブ】を表示する方法と使い方で、まずは『開発タブ』を表示させましょう。
開発タブが表示されていない人は、まず↑↑こちら↑↑を参考に開発タブを追加してね!

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では、ToDoリストにチェックボックスを作ってみましょう。
下記の手順で作成してみてください。
①コントロールの挿入
- 開発タブを開く
- 挿入をクリックする
- フォームコントロールの『チェックボックス』をクリック
フォームコントロールとActiveXコントロールがあるので、フォームコントロールのチェックボックスをクリックしましょう。
ActiveXコントロールは、VBAで操作したい場合に使うので、今回は使わないよ!

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②チェックボックスを置きたい場所でドラッグ
マウスポインタが『+』に変わります。
図形の挿入と同じ感覚で、チェックボックスを置きたい場所にマウスをドラッグしましょう。
図形については、こちら≫図形カテゴリーを参考にしてみてください。
③チェックボックスの周りの白丸ハンドルで大きさ調整
チェックボックスを挿入すると、周りに8個の白丸のハンドルが表示されています。
このハンドルをドラッグで、大きさの調整や、場所の調整をします。
大きさの調整は、チェックボックスを囲んでいる白丸ハンドルの大きさであって、チェックが入る四角や文字の大きさを調整できるわけではないよ!

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チェックボックスの右側の『チェック1』は、カーソルが点滅しているのでDeleteかBackSpaceで削除し、チェックボックス以外のセルをクリックしましょう。
同じようにチェックボックスを並べて作成し、A列を調整すれば、ToDoリストの完成です。
チェックボックスの連動と塗りつぶし
開発タブから作成したチェックボックスとセルを連動させます。
セルと連動させてチェックボックスに色つけするには3ステップで簡単にできます。
- まずはチェックボックスの作成
- チェックボックスと『リンクするセル』を選択
- リンクするセルに『条件付き書式』で色を設定
以上のステップで、チェックボックスとセルを連動して色を付けましょう。
チェックボックスに『✔』を入れると、セルを好きな色で塗りつぶすことができるよ!

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上記画像のように、セルと連動したチェックボックスに『チェック』を入れると、セルに色が付きました。
- チェックをしているか
- チェックをしていないか
チェックボックスを塗りつぶすことで視覚からも判断しやすくなりますね!
チェックボックスの塗りつぶし方法については、こちら≫エクセル【チェックボックス】と連動してセルの塗りつぶしをしよう!の記事でくわしく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
チェックボックスをコピーする方法
チェックボックスをひとつひとつ作成するのは時間がかかってしまいます。
たくさんのチェックボックスを設定するときは、チェックボックスをコピーして、さくっと作成してしまいましょう!
チェックボックスをコピーする方法を3つ紹介します。
- 右クリックでコピー
- オートフィルでコピー
- ショートカットキーでコピー
例えば『オートフィル機能でコピーする方法』は、上記画像のようにチェックボックスをオートフィルするだけです。
チェックボックスに『✔』を入れたままオートフィルでコピーすると、全部に『✔』は入ってしまうから気を付けようね!

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チェックボックスをコピーする方法について、くわしい解説はこちら≫エクセルのチェックボックスをコピーする3この方法を紹介の記事を参考にしてみてください。
エクセル『チェックボックス』を削除する方法

エクセル初心者
エクセルにチェックボックスが設定されているから削除しようとしてるんだけど『✔』が入ってしまって、チェックボックスを消せれないよ!どうすればいいのかな?
チェックボックスを消したいのに、チェックが入ってしまう!という声はよく聞くよ!チェックボックスを削除する方法を紹介するので参考にしてみてね!

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チェックボックスを開発タブから作成した場合、どうやって削除するのかを解説します。
チェックボックスは、クリックすると『✔』が入ってしまいますね。
なので、チェックボックスを右クリックしましょう。
右クリックすると上記画像のようにメニューが表示されるので、チェックボックスを『切り取り』して削除することができます。
チェックボックスを囲んでいる白丸ハンドル が表示された状態であれば、DeleteキーやBackSpaceキーで削除することもできますよ。
チェックボックスを削除したり、移動させたりは右クリックを使いましょう。
チェックボックスを削除する方法については、こちら≫エクセル【チェックボックス】の削除ができない方必見!簡単に削除する方法を紹介の記事を参考にしてみてください。
チェックボックスの大きさを変更するには
チェックボックスを設置すると小さな四角なので、チェックがしづらく不便だと思っている方もいるかもしれません。
なのでチェックボックスの大きさを変更したい!という方も多いようです。
チェックボックスは、開発タブの『フォームコントロール』と『ActiveXコントロール』から作ることができます。
でも、大きさを変更することができるのは『ActiveXコントロール』を使って作成したチェックボックスだけなんだよ!

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チェックボックスの大きさを変えたいときに注意するポイントは下記になります。
- フォームコントロールのチェックボックスは大きさを『変更するこことができない』
- ActiveXコントロールのチェックボックスは大きさを『変更することができる』
- 図形で作成したチェックボックスは『大きさを自由に作ることができる』
画像のチェックボックスのように、大きさを変える作成方法をそれぞれ紹介します。
『フォームコントロール』と『ActiveXコントロール』のそれぞれの手順や、ほかに図形を使って大きなチェックボックスを作成する方法については、こちら≫【エクセルのチェックボックス】大きさを変更する方法は?の記事を参考にしてみてください。
エクセル『チェックボックス』を集計する
チェックボックスは、チェックが入っている数とチェックが入っていない数の集計をすることができます。
目視で集計するのではなく、関数を使うのでミス防止にもなりますよ。
チェックボックスの集計をするには、上記画像のようにチェックボックスとセルを連動させて『TRUE』と『FALSE』を表示させます。
そして、その『TRUE』と『FALSE』をカウントイフ関数で集計することで、【チェックボックスの集計】ができます。
まずは『チェック』を入れると『TRUE』が表示されるように設定します。
- チェックボックスを右クリック
- 『TRUE』と『FALSE』を表示するセルを選択
- OKで確定する
- 『✓』が入っている『TRUE』を数える
- 『✓』が入っていない『FALSE』を数える
以上の2つをカウントイフ関数を使って、数の集計をすることができます。『✓』を集計する方法はとても便利なので、仕事面でも活躍しますよ。
『TRUE』と『FALSE』を表示させたくないときは、フォントの色を白にしてあげると見えなくなるよ!

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チェックボックスの集計方法についてのくわしい説明記事は、こちら≫エクセルのチェックボックスを集計する方法!大量の『✔』も簡単集計!です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
チェックボックスに表示される文字を変えるには
チェックボックスを設置すると必ず『チェック1』と文字が表示されます。
この『チェック1』を削除して、文字を変更しましょう。
『チェック1』の部分を選択し削除します。そして、チェック項目を入力しましょう。
チェックリストの文字は削除することもできます。そして、自分でチェック項目を入力することもできました。
さらには、チェックボックスの『色』や『線』も自由にカスタマイズできるので、活用してみましょう。
チェックボックスの文字を変更する方法や、チェックボックスの色や線を変更する方法などの編集方法について、こちら≫エクセルのチェックボックスを編集!文字を変更して活用してみようの記事でくわしく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
エクセル『チェックボックス』がズレるときは
チェックボックスを複数並べるときは、キレイに整列させましょう。
上記画像のように、チェックボックスがバラバラに並んでいては見栄えも悪くなってしまいますね。
チェックボックスをひとつひとつ場所を移動させるのは大変なので、いっぺんにサクッと整列させましょう。
まず、すべてのチェックボックスを選択してください。そして『図形の書式』の『配置』から整列するだけです。
チェックボックスをビシッと整列することで、見栄えが良くなり、チェックもしやすくなりますよ!
チェックボックスを並べるときに、ズレてしまうときの対処法については、こちら≫エクセルのチェックボックスがずれるときの直し方を紹介!でくわしく解説しているので参考にしてみてください。
【裏技】チェックマークを入れる方法
実はチェックボックスは、開発タブ以外にも作成することができます。
チェックマークは、チェックボックス!と思っている方も多いかもしれませんが、チェックボックス以外にもチェックマークは作成できるので、ちょっとした裏技を紹介します。
- 『チェックマーク』を変換して『✔』を入れる方法
- 図形を使ってチェックマークを入れる方法
- 記号と特殊文字から探す方法
上記のようにエクセルにチェックマークを入れる方法を3つ紹介します。
どのチェックマークを入れる方法が良いかは、自分が操作しやすい方法を選んで活用してみてくださいね。
①『チェック』を変換してチェックマークにする
セルに『チェック』と入力して、変換キーを2回押しましょう。
変換の文字の候補として【✔】や【☑】などが表示されています。
使いたいチェックまで変換キーを押してEnterで確定しましょう。
変換してチェックを入力できるので、説明文にも使いやすいですね。
②チェックマークを図形のボックスで作成
挿入タブから図形の『テキストボックス』を選択します。
CtrlとShiftを押しながらテキストボックスを挿入すると、正方形になるよ!

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テキストに『チェック』を入力し、『✔』に変換します。
図形のボックスでチェックマークを作成すると、大きさも移動も自由にできます。
③チェックマークを記号と特殊文字から検索
挿入タブの『記号と特殊文字』を開きましょう。
記号と特殊文字ダイアログボックスが表示されました。
この大量の記号が『チェック』を探し出すのは大変です。
フォントを『Wingdings』に設定して、記号の一覧を下までスクロールしましょう。
チェックを見つけて、使いたい記号を選び『挿入』を押しましょう。
フォントを『Wingdings2』に設定すると、記号の一覧の上部にチェックが表示されています。
こちらを選択してもOKです。
『Wingdings』と『Wingdings2』のチェックを並べてみると、少し違いがあります。
使いたい方を選んでみてください。
記号と特殊文字ダイアログボックス からクリックするだけでチェックマークができるから便利だね!

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このように文章の途中にちょっとチェックマーク入れたいだけ!なんてときにも簡単に『チェックマーク』をいれることができる裏技です。
さっとできることがポイントなので、ぜひ活用してください。
【便利技】クイックアクセスツールバーにチェックボックスを追加
チェックボックスを業務などで頻繁に使用する場合は、クイックアクセスツールバーに追加しておくと便利です。
クイックアクセスツールバーの下向き矢印をクリックして『その他のコマンド』を開きましょう。
Excelのオプションが開くので、コマンドの選択を『すべてのコマンド』に変更します。
チェックボックス(フォームコントロール)を探して、追加します。
クイックアクセスツールバーに『チェックボックス』が追加されたので、いつでも気軽にチェックボックスを作ることができようになりました。
クイックアクセスツールバーについて詳しい説明はこちら≫エクセルのクイックアクセスツールバーとは?表示・非表示方法を解説の記事を参考にしてみてくださいね。
上手なチェックボックスの使い方
今回は、エクセルのチェックボックスについて『作成方法や削除する方法』など、さまざまな使い方を解説しました。
小さい四角にレ点のチェックを入れることができるチェックボックスは、とても便利な機能です。
このチェックボックスは、『開発タブ』からしか操作することができません。
まだ開発タブを表示していな方はぜひこちら≫エクセル【開発タブ】を表示する方法と使い方を参考にして、『開発タブ』を表示させましょう。
開発タブには、他にもおすすめの機能が豊富です。
万年カレンダーなどでも役立つ『スピンボタン』についてもこちら≫【スピンボタンの挿入】エクセルの便利な機能を紹介でくわしく解説しているので、参考にしてみてください。
ワードでチェックボックスを作成する方法を姉妹サイト【Wordドクター】でも解説しています。
こちら≫ワードのチェックボックスでスキルアップ!便利な機能を紹介!もチェックしてみてください。