スピンボタンは、指定した範囲の数値を設定することで、手入力しなくて済むようになるよ!手入力でのミスもなくなるし、マウスでクリックするだけだから、とっても簡単。
スピンボタンの設置方法も簡単なので作ってみよう!
今回はスピンボタンの設置方法について解説します。
上下のボタンをクリックするだけで簡単に数値を入力できる機能です。
さまざまな場面で使える便利な機能なので、ぜひ活用してみてください。
※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:Office365』を使用しています。
エクセルのスピンボタンって何だろう?
先述したように、スピンボタンとは数値を増減させる機能になります。
↑このセルの横に設置された上下矢印のボタンです。
よく見かけますよね。
直接、数値を入力しないのでミスも減り、とても便利です。
エクセルでも、スピンボタンを設置できるので作成してみましょう。
スピンボタンの設置方法
スピンボタンを設置するには、エクセルの初期設定にはない『開発タブ』から作成します。
なので、まずは開発タブを表示することからスタートです。
『開発タブ』の表示をしよう
↑『ファイルタブ』から『ヘルプタブ』まで、どこのタブでも大丈夫なので、右クリックします。
『リボンのユーザー設定』を選択しましょう。
↑Excelのオプションダイアログボックスが表示されました。
右側メインタブの『開発』にチェックを入れOKを押しましょう。
↑開発タブを表示することができました。
『フォームコントロール』からスピンボタンを設置
スピンボタンを設置します。
↑開発タブのコントロールの『挿入』を開きます。
『フォームコントロール』のスピンボタンを選択しましょう。
↑カーソルが十字に変わります。
図形の挿入と同じように、挿入したい場所をクリックしてドラッグすると、スピンボタンが表示されます。
白い丸で囲まれているときは、スピンボタンが選択された状態です。
移動や、大きさの調整も可能です。
数値を入力したいセルの横にスピンボタンを置きます。
↑スピンボタンを右クリックし、『コントロールの書式設定』を選択しましょう。
↑コントロールの書式設定ダイアログボックスが表示されました。
- 現在値
- 最小値
- 最大値
- 変化の増分
- リンクするセル
上記を設定します。
リンクするセルは、マウスでセルを選択しましょう。
入力ができたらOKを押します。
↑スピンボタン以外をクリックするか、Escを押すと白い丸の選択が解除されます。
↑スピンボタンをクリックすると、数値が増減します。
とても簡単にスピンボタンの設置ができました。
スピンボタンを使ってカレンダー作成
↑カレンダーの『年』と『月』にスピンボタンを設置してみましょう。
↑『年』のコントロールの書式設定です。
↑『月』のコントロールの書式設定です。
↑『年』と『月』をスピンボタンで変更するカレンダーの完成です。
万年カレンダーの作成方法についてこちら≫エクセルでずっと使える万年カレンダーを作成しよう!を参考にされてみてください。
スケジュール表の作成はこちら≫【エクセル関数】スケジュール表やカレンダーの作成に必要な関数をまとめて紹介!を参考にしてください。