
エクセル初心者
エクセルでチェックボックスを作ったんだけど、『✔』の数を数えるのって大変だよね。なにか良い方法はないかな?
それなら、チェックボックスの集計方法を紹介するよ!関数を使って簡単に『✔』を集計できるよ!

Dr.オフィス
今回は、チェックボックスの『✔』を集計する方法について解説します。
チェックボックスが大量にあっても、簡単に集計できるので安心してくださいね。
- チェックボックスにリンクするセルを設定する
- カウントイフ関数で集計する
たった2ステップで集計ができます。
ほかにもチェックボックスのさまざまな機能については、『エクセルでチェックボックスを作成する方法』でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:Microsoft365』を使用しています。
目次
エクセルのチェックボックスを集計する方法
チェックボックスの集計をするには、チェックボックスとセルを連動させて『TRUE』と『FALSE』を表示させます。
そして、その『TRUE』と『FALSE』を利用してカウントイフ関数で集計する。という流れです。
チェックボックスを集計したデータの完成は、このようになります。
まずは、チェックボックスの作り方については、『エクセルでチェックボックスを作成する方法』を参考にしてみてください。
チェックボックスを作成して、集計をしてみましょう。
次の項目では、集計するために『リンクするセル』と『カウントイフ関数』の入力をします。
ぜひ参考にしてみてください。
チェックボックスにリンクするセルを設定
チェックボックスに『✔』をつけると『TRUE』と表示され、チェックボックスから『✔』を消すと『FALSE』と表示されるセルを作成します。
チェックボックスを右クリックして『コントロールの書式設定ダイアログボックス』を開きましょう。
今回、リンクするセルは、G列を使いましょう。
くわしくは、リンクするセルの設定で解説しています。
リンクするセルの設定は、すべてのチェックボックスに設定してください。
カウントイフ関数を使ってチェックボックスを集計
海外旅行の持ち物リストで、『準備できている数』と『準備できていない数』の集計を出してみましょう。
E3セルを選択して、数式『=COUNTIF($G$2:$G$14,TRUE)』を入力します。
カウントイフ関数を使い、『TRUE』と表示されているセルが何個あるか数えています。
準備できている数は『13』と表示されました。
『✔』を変えて、同じようにE4セルに数式『=COUNTIF($G$2:$G$14,FALSE)』を入力してみましょう。
『FALSE』の数が表示されます。
このように、リンクするセルの設定をして『TRUE』か『FALSE』を表示することで、簡単に集計することが可能になります。
最後にG列を非表示にすると、 『TRUE』や『FALSE』が見えなくなるからスッキリするよ!

Dr.オフィス
大量のチェックボックスも簡単に集計できる
チェックボックスのリンクするセルの設定は、とても便利でしたね。
『TRUE』と『FALSE』を表示するように設定すれば、大量のチェックボックスでも集計できます。
目視でひとつひとつ数えるのはとても大変です。
せっかくの便利な機能は使いこなして仕事効率をアップさせましょう。
『TRUE』と『FALSE』が、リンクするセルを設定するだけで表示されるので活用しよう!
リンクするセルの設定をすることで、チェックボックスに色を付けることもできるので、興味のある方はこちら『チェックボックスを塗りつぶししよう!』を参考にしてみてください。
ほかにもチェックボックスのさまざまな機能については、『エクセルでチェックボックスを作成する方法』でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。