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エクセルのハイパーリンクを設定する方法【時短の便利技】

エクセル初心者
エクセル初心者
エクセルのハイパーリンクって何だろう?
セルに設定するらしいけど、どうやって設定するのかな?
Dr.オフィス
Dr.オフィス
エクセルのハイパーリンクは、入力した文字や挿入した画像をクリックすると、リンク先にジャンプできる機能だよ。いくつかの方法があるから、これから解説していくね。

今回は、エクセルのハイパーリンクを設定する方法について解説します。

エクセルで資料を作成中に、参考資料として保存先が違うブックの資料や、別シートで作成済みの資料を追加したいときはありませんか。

しかし、1つのシートに参考資料レベルのものを複数収めてしまうと、要点が分からない資料になったり、容量の重い資料になってしまいます。

そのような時に、エクセルのハイパーリンクを設定すると、とても便利です。

エクセルのハイパーリンクを設定する簡単ステップ
  1. ハイパーリンクを設定したいセルを選択
  2. [ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスを開く
  3. リンク先を設定

以上の3ステップでエクセルのハイパーリンクを設定します。

次項より、エクセルのハイパーリンクについて詳しく解説するので、ぜひ読み進めてください。

※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:2016』を使用しています。

エクセルのハイパーリンクとは?

エクセルのハイパーリンクとは、入力した文字や挿入した図形(画像)をクリックするだけで、リンク(参照)先にジャンプ(移動)できる機能のことです。

ハイパーリンクを設定すると、資料などのリンク先のパスを毎回も入力することなく、ブックやシートをまたいで参照でき、とても便利ですよ。

また、URLやメールアドレスにもハイパーリンクを設定することができます。

URLにハイパーリンクを設定すると、URLをクリックするだけでブラウザを起動させ、対象のページをすぐに開くことができます。メールアドレスの場合は、メールソフトを起動させ、メッセージの新規作成画面を表示させることができます。

エクセルのハイパーリンクを設定して便利な資料にしてみましょう。

Dr.オフィス
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エクセルのハイパーリンクを設定すると下線付きの青い文字列で表示されるよ!

次項では、ハイパーリンクの設定方法について解説します。



ハイパーリンクの設定方法

エクセルのハイパーリンクを設定できる対象は、1つではなく、複数あります。文字列や図形(画像)、ブック、そしてURLやメールアドレスに対しても設定できます。

それでは、以下の5通りの方法を順番に見ていきましょう。

  • ハイパーリンクを自動で設定する
  • ハイパーリンクを設定画面から挿入する
  • ハイパーリンクを図形(画像)に設定する
  • ハイパーリンク先を他のブックに設定
  • メールアドレスにリンクを設定する

ハイパーリンクを自動で設定する

それでは、エクセルのハイパーリンクを自動で設定してみましょう。

新規にエクセルのブックを起動し、下記を入力します。

  1. aaa@excel-doctor.jp
  2. https://excel-doctor.jp
ハイパーリンクを設定したメールアドレスとURLハイパーリンクを設定したメールアドレスとURL

メールアドレスやURLにハイパーリンクを設定すると、クリック1つで、メールソフトやブラウザが起動します。

入力したメールアドレスとURLが下線付きの青い文字列で表示されましたね。

これで、ハイパーリンクの設定は完了です。とても簡単でしたね。

このようにエクセルでは、メールアドレスとURLに対して、ハイパーリンクを自動で設定するように初期設定されています。

この初期設定は、[オートコレクト]ダイアログボックスで確認できます。

[Excelのオプション]ダイアログボックス[Excelのオプション]ダイアログボックス

↑ショートカットキー「Alt→T→O」で[Excelのオプション]ダイアログボックスを開きましょう。
【エクセルのアクセスキーでショートカット】Excelのオプションを開く「Alt→T→O」

[文章校正]-[オートコレクトのオプション]を選択[文章校正]-[オートコレクトのオプション]を選択

↑下記の順に設定します。

  1. [文章校正]を選択
  2. [オートコレクトのオプション]を選択
[入力オートフォーマット]を選択[入力オートフォーマット]を選択

↑[オートコレクト]ダイアログボックスが表示されたら、[入力オートフォーマット]を選択します。

ハイパーリンク初期設定の確認ハイパーリンク初期設定の確認

[入力中に自動で変更する項目]-[インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する]にチェックが入っていますね。
このチェックによってハイパーリンクを自動で設定するようになっています。

確認ができたら[OK]を選択し、エクセルのオプション画面も[OK]を選択して閉じましょう。

しかし、毎回ハイパーリンクを自動で設定されても面倒なときがありますよね。

そのような時は、[インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する]のチェックを外し、ハイパーリンクを自動で設定させないように切り替えることもできます。

詳細は、エクセルのオートコレクト機能で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

タイトル
【エクセル】勝手に変換される!?オートコレクトをオフにしよう!エクセルのオートコレクトについて解説します。エクセルのオートコレクトとは、入力時のスペルミスを自動で修正する機能です。初期設定で有効になっていますが、任意の設定変更や追加ができ、便利な機能です。オートコレクトを有効活用し作業効率をあげましょう。...



ハイパーリンクを設定画面から挿入する

次に、ハイパーリンクを設定画面から挿入する方法を見ていきましょう。

下記の社員ID一覧のセルA4をクリックするとsheet1のセルA1にジャンプ(移動)する設定をします。

[挿入]-[リンク]-[リンクを挿入]を選択[挿入]-[リンク]-[リンクを挿入]を選択

↑[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスを下記のどちらかの方法で開きましょう。

  1. セルA4を選択
  2. [挿入]を選択
  3. [リンク]を選択
  4. [リンクを挿入]を選択

または、ショートカットキーを使って開きます。

  1. セルA4を選択
  2. 【エクセルのショートカットキー】ハイパーリンクの挿入「Ctrl+K」を押す
[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスダイアログボックスより設定[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスより設定

↑[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスが開いたら下記を設定します。

  1. [リンク先]-[このドキュメント内]を選択
  2. [表示文字列]-[A001]を入力
  3. [セル参照を入力してください]-[A1]を入力
  4. [またはドキュメント内の場所を選択してください]-[Sheet1]を選択
  5. [OK]を選択
ハイパーリンク設定後ハイパーリンク設定後

↑セルA4の『A001」』が下線付きの青い文字列で表示されましたね。

これで、ハイパーリンクの設定は完了です。

セルA4の『A001」』をクリックしてみましょう。

sheet1のセルA1にジャンプ(移動)を確認sheet1のセルA1にジャンプ(移動)を確認

↑設定の通り、sheet1のセルA1にジャンプ(移動)できましたね。

Dr.オフィス
Dr.オフィス
sheet1のセルA1に社員ID一覧に戻るハイパーリンクを設定しておくと、シート間の移動が楽になるよ。



ハイパーリンクを図形(画像)に設定する

エクセルのハイパーリンクは、図形(画像)にも設定することができます。

下記の画像をクリックすると『https://excel-doctor.jp』にジャンプするハイパーリンクを設定してみます。

[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスより設定[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスより設定

↑それでは、画像を選択したまま[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスを開きましょう。

  1. [リンク先]-[ファイル、Webページ]を選択
  2. [アドレス]-[https://excel-doctor.jp]を入力
  3. [OK]を選択
ハイパーリンクを画像に設定後ハイパーリンクを画像に設定後

↑ポインターを画像に乗せると、十字マークから指のマークに変わり、ハイパーリンクを設定したURLが表示されます。これで完了です。

Dr.オフィス
Dr.オフィス
クリックしても指定のURLのページが開かないときは、インターネットが接続されているか確認しようね。



ハイパーリンク先を他のブック(ファイル)に設定

前述した、『ハイパーリンクを設定画面から挿入する』では、同じブック内にハイパーリンクを設定する方法を解説しましたが、他のブックにも設定することができます。

[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスより設定[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスより設定

↑それでは、セルA5を選択したまま[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスを開きましょう。

  1. [リンク先]-[ファイル、Webページ]を選択
  2. [表示文字列]-[A002]を入力
  3. ファイルの参照アイコンを選択し、リンク先のブックを選択
[ファイルにリンク]ダイアログボックスよりブックを選択[ファイルにリンク]ダイアログボックスよりブックを選択

↑[ファイルにリンク]ダイアログボックスが表示されたら、ハイパーリンクを設定したいブックを選択し、[OK]を選択しましょう。

[アドレス]にリンク先のブックのパスを入力[アドレス]にリンク先のブックのパスを入力

↑または、[アドレス]にリンク先のブックのパスを入力し、[OK]を選択します。
入力例)D:\ハイパーリンク\ハイパーリンク先を他のブックに設定.xlsx

ハイパーリンク先を他のブックに設定後ハイパーリンク先を他のブックに設定後

↑セルA5の『A002」』が下線付きの青い文字列で表示されましたね。

セルA5の『A002」』をクリックしてみましょう。

ハイパーリンク先のブックを確認ハイパーリンク先のブックを確認

↑設定の通り、他のブックに保存している『ハイパーリンク先を他のブックに設定.xlsx』が開きました。

ハイパーリンク先を他のブックに設定できると、ファイルを探す手間が省けるので便利ですね。



メールアドレスにリンクを設定する

メールアドレスには、自動でハイパーリンクを設定できましたが、一手間加えるとメールソフトを便利に起動できます。

[ハイパーリンクの編集]ダイアログボックスより設定[ハイパーリンクの編集]ダイアログボックスより設定

↑それでは、セルB2にaaa@excel-doctor.jpを入力し、セルを選択したまま[ハイパーリンクの編集]ダイアログボックスを開きましょう。

  1. [リンク先]-[電子メールアドレス]を選択
  2. [表示文字列]-[aaa@excel-doctor.jp]が入力されているか確認
  3. [電子メール アドレス]-[mailto:aaa@excel-doctor.jp]が入力されているか確認
  4. [件名]-[お問合せ]を入力
  5. [OK]を選択
[宛先]、[件名]の欄に設定したものが入力された状態でメールソフトが起動[宛先]、[件名]の欄に設定したものが入力された状態でメールソフトが起動

↑これで完了です。メールアドレスをクリックしてみます。

自身のPCに既存設定されているメールソフトが起動し、[宛先]、[件名]の欄に設定したものが入力された状態で表示されます。

Dr.オフィス
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自身のPCに既存設定されているメールソフトの確認方法は、『OS:Windows10』の場合は、キーボード左下の[Windowsマーク]-[設定]-[アプリ]-[既定のアプリ]-[メール]から確認できるよ。

このように、メールアドレスにリンクを設定することで、メールアドレスの入力ミスを防止でき、とても便利ですね。



エクセルのハイパーリンクは、程よい数で設定しよう!

エクセルのハイパーリンクは、様々な対象に設定できて便利でしたね。

エクセルのハイパーリンクを設定すると、1つの資料の中に様々な別資料をリンク付けることが簡単にできるようになります。

しかし、ハイパーリンクばかり設定してしまうと、資料の要点が伝わりにくく、ただのリンク集になる恐れがあります。まとまりのある資料を作成するには、程よい数で必要な場所のみに、ハイパーリンク設定をおすすめします。

エクセルのハイパーリンクの設定のまとめ
  • 入力したメールアドレスやURLには、自動でハイパーリンクが設定されるように初期設定されている
  • ハイパーリンクを設定すると[表示文字列]が下線付きの青い文字列で表示される
  • ハイパーリンクは、[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスから設定する
    【エクセルのショートカットキー】ハイパーリンクの挿入「Ctrl+K」
  • ハイパーリンクは、図形(画像)、ブックに対しても設定できる

資料は膨大だけど、スマートな資料を作成したいときは、エクセルのハイパーリンクを、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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Dr.オフィス
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エクセルの使い方や応用法を日々研究しています。 初心者から上級者までわかりやすく解説していきます。 エクセルについてわからないことや気になることなどございましたら是非、コメントやお問い合わせからご質問ください。