エクセル初心者
エクセルで図形の〇(丸)を使ってるんだけど、印刷したら〇の位置がズレてたよ。ちゃんと指定した場所に印刷したいのに、どうしたらいいのかなぁ?
そんな時は『図形の書式設定』から設定できるよ!図形などがズレる場合に設定を確認してみよう!
Dr.オフィス
エクセルで図形やグラフを挿入する場面は、とても多いですね。
見やすいデータを作成するときには使用頻度が高くなります。
図形のズレを印刷しないための方法を解説します。
- 図形を印刷したい場所に挿入する
- 図形を右クリックし『図形の書式設定』を開く
- サイズとプロパティを設定する
便利な図形などを挿入したのに、いざ印刷をしてみるとズレている・・・。
なんてことにならないように、設定をしましょう。
今回の図形の印刷は、印刷操作のレベルアップに大変おすすめの便利技です。
ほかにも初心者の方向けに印刷の基礎5個を紹介した記事があるので、参考にしてみてくださいね。
※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:2019』プリンターは『EPSON PX-M5040F』を使用しています。
目次
印刷すると図形がずれる場合の対処は?
↑『売上報告』のデータで解説します。
『りんご』と『キウイフルーツ』に図形の〇(丸)を使用しています。
印刷プレビュー画面を確認しましょう。
印刷プレビュー画面はショートカットキー『Ctrl+P』で素早く開くことができます。
↑印刷プレビュー画面で見てわかるように、『りんご』と『キウイフルーツ』に挿入した図形の〇(丸)がズレてしまっている場合があります。
これでは、せっかく作成したデータの見栄えが良くないですね。
印刷してしまう前に、挿入した図形に設定をしてあげましょう。
↑エクセルのシート画面に戻ります。
挿入した図形の丸を右クリックしましょう。
『図形の書式設定』を選択します。
↑初期設定では右側に『図形の書式設定』が表示されます。
サイズとプロパティをクリックしましょう。
↑プロパティから『セルに合わせて移動やサイズ変更をする』にチェックを入れます。
キウイフルーツの丸にも同じように設定をします。
設定が終わったら、右上の×(閉じるボタン)を押しましょう。
↑これで、印刷時に挿入した図形のズレを防ぐことができます。
グラフが印刷するとずれる場合は?
挿入したグラフがズレる場合も『図形の書式設定』を開きましょう。
↑グラフを右クリックします。
『グラフエリアの書式設定』を開きます。
↑グラフエリアの書式設定が表示されました。
サイズとプロパティを開きましょう。
プロパティから『セルに合わせて移動やサイズ変更をする』にチェックを入れます。
閉じるボタンで、図形の書式設定を閉じます。
図形もグラフもプロパティからの設定が重要だね!
Dr.オフィス
サイズを合わせて図形を挿入
図形の書式設定では、その図形のサイズを調整することも出来ます。
りんごの丸のサイズを見てみましょう。
↑りんごの丸を右クリックし『図形の書式設定』を表示します。
『サイズとプロパティ』をクリックすると、いっぺんに『サイズ』が見ることができます。
↑サイズでは、『高さ』や『幅』など細かく設定できます。
りんごとキウイフルーツの丸の高さだけを合わせてみましょう。
↑りんごの丸をクリックすると、りんごのサイズが確認できます。
りんごの高さは『0.9cm』になっています。
↑キウイフルーツの丸をクリックしてみましょう。
キウイフルーツの高さは『0.8cm』ですね。
↑キウイフルーツの丸の高さを『0.9cm』にしましょう。
りんごとキウイフルーツの丸の高さが『0.9cm』で合わせることができました。
オブジェクト(図形)を印刷しないには?
データでは、丸などの図形を表示させていたいけれど、印刷するときは非表示になってほしい。
このような場合にも、図形の書式設定から簡単に設定できます。
↑りんごとキウイフルーツの丸を印刷時だけ非表示にしてみましょう。
↑りんごの丸を右クリックし、図形の書式設定を表示します。
『サイズとプロパティ』を開きましょう。
↑『オブジェクトを印刷する』の項目に☑が入っています。
このチェックを外します。
↑『Ctrl+P』で、印刷プレビュー画面を確認しましょう。
りんごの丸が非表示になりました。
キウイフルーツの丸も同じように設定するだけで、オブジェクトの丸は印刷しないようになります。
↑とても簡単ですね。
印刷するときは『オブジェクトを印刷する』に☑チェックを入れましょう。
セルのマス目にぴったり合わせて図形を挿入
↑図形を丸から『四角』に変えて、りんごやキウイフルーツのセルを囲んでみましょう。
四角をセルに合わせて表示します。
↑四角をクリックし大きさを調整できる状態にします。
『Alt』を押しながら四角の幅を右にずらしてあげます。
↑セルの区切りまで、四角の幅が自動調整されました。
↑高さも同じように、『Alt』を押しながら高さをずらします。
高さも自動調整され、セルの高さピッタリに四角を表示することができました。
キウイフルーツの四角も同じように調整してみましょう。
↑セルの四角にピッタリとはまる四角の図形の挿入完了です。
まとめ
エクセルでデータ作成時に挿入した図形をずらさずに印刷する方法を解説しました。
図形は『図形の書式設定』から簡単に設定できます。
そして、この『図形の書式設定』では、他にも様々な設定が出来ました。
データや資料を作成する際に、図形やグラフを挿入することで、見やすいものが出来上がります。
しかし、せっかく見やすいものを作成しているに『印刷したらずれている』というのは悲しいですね。
印刷前にもしっかり確認し、見やすいデータ作成を心がけましょう。
今回の図形の印刷は、印刷操作のレベルアップに大変おすすめの便利技になります。
ほかにも初心者の方向けに印刷の基礎5個を紹介した記事があるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。