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エクセルで日付に変換する方法!文字列や数字を思い通りの表示にさせよう

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エクセル初心者

エクセル初心者

日付として表示させたいのに、文字列や数字で表示されてしまってうまくエクセルの処理ができません!解決方法を教えてください。

『日付』として表示ができないと、日付の計算などでうまく計算ができず業務を進めることができなくて困るよね。

大事なところなのでがんばって直せるようにしていこう!

Dr.オフィス

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この記事を読むとエクセルで文字列や数字を『日付』の表示に変更する方法がわかります。

他の人が作ったデータなどをダウンロードして使う場合に日付が文字列や数字で表現されていることがあります。

その際には『日付』に変換することで、エクセルの処理も可能となるため便利です。

文字列を『日付』にする簡単ステップ
  1. 表示したいセルの書式設定を『日付』に変更
  2. DATEVALUE関数を設定する

PCサポート歴10年の私が丁寧に解説するよ!

ポイントは文字列がどのような表示になっているかで『日付』に変更する際の手順が異なること。その時々で合った方法を選択してやってみよう!

Dr.オフィス

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文字列や数字を『日付』に変更する際は関数やエクセルの『区切り位置』を利用することで簡単に変更できます。

エクセルの日付についてはこちら≫【エクセル】日付を入力する方法や表示する方法など便利技を紹介で詳しく解説しています。

※本記事は『OS:Windows11』画像は『Excelのバージョン:Microsoft365』を使用しています。

エクセルの日付を変換して『文字列』にする方法

文字列で表示されている際は以下のようなパターンがあげられます。

  1. 『2024年1月15日』のような表示を変換する
  2. 『2024.01.24』のように記号が使われている表示を変換

それでは1つずつ解説しますので自分に合った方法で設定していきましょう。

DATEVALUE関数を使用して文字列を日付に変換する方法

『2024年1月15日』といった表記の場合はDATEVALUE関数を使用します。

DATEVALUE関数【DATEVALUE(値)】:文字列として表示された日付を『日付』として認識できるシリアル値に変換する

それでは実際に設定してみましょう。

  1. STEP

    エクセルを起動し、新しいシートを出す

    空白のブックを開く
    空白のブックを開く

    エクセルを起動して新規作成から空白のブックを開きます。

    1. 『新規』を押す
    2. 『空白のブック』をクリックする
  2. STEP

    変更後の日付を入力したいセルの書式設定を『日付』にする

    書式設定を開く
    書式設定を開く

    右クリックから『セルの書式設定』をクリックしましょう。

    1. セルを選択し、マウスを右クリック
    2. 『セルの書式設定』を押す
  3. STEP

    セルの書式設定内の『日付』の中から表示したい形式を選ぶ

    書式設定から『日付』を選択する
    書式設定から『日付』を選択する

    セルの書式設定から『日付』を選択してOKを押します。

    1. セルの書式設定の分類の中から『日付』を選択
    2. 種類の中から表示したいものを選ぶ。今回はスラッシュで区切った形にする
    3. 『OK』を押す
  4. STEP

    変更後の日付を表示したいセルに『=DATEVALUE(B3)』と入力する

    DATEVALUE関数を入力する
    DATEVALUE関数を入力する

    DATEVALUE(B3)と入力し、Enterキーを押しましょう。

  5. STEP

    日付形式で表示できた!

    『日付』の形式で表示できた!
    『日付』の形式で表示できた!

    文字列を『日付』として表示することができました。

エクセルの『区切り位置』を利用して変換してみよう

次に『2024.01.24』といったように記号を使った形で表示されている文字列の変換方法を解説します。

この場合は『区切り位置』を利用して『日付』に変換することが可能です。

それでは詳しく解説します。

  1. STEP

    日付を変換したい文字列のある列を選択する

    該当の列をクリックする
    該当の列をクリックする

    エクセルを起動して該当のエクセルのシートを開きます。

    『日付』に変換したい文字列のある列を選択しましょう。

  2. STEP

    画面上部の『データ』タブから『区切り位置』をクリックする

    データタブの『区切り位置』を選択する
    データタブの『区切り位置』を選択する

    『データ』タブを選択して、データツール内の『区切り位置』をクリックします。

    1. 『データ』タブを押す
    2. 『データツール』にある『区切り位置』をクリックする
  3. STEP

    元データの形式を選択し、『次へ』を押す

    元データの形式を選択する
    元データの形式を選択する

    区切り位置指定ウィザードをが立ち上がるので、元データの形式を選択しましょう。

    1. 『カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドを区切られたデータ』を選択する
    2. 『次へ』を押す
  4. STEP

    変更後の区切り文字は設定せず、『次へ』を押す

    区切り文字のチェックを外す
    区切り文字のチェックを外す

    『区切り文字』内のチェックを全て外し『次へ』を押します。

    1. 『区切り文字』内の全てのチェックを外す
    2. 『次へ』をクリックする
  5. STEP

    区切った後のデータ形式を選択する

    区切った後の形式を選択する
    区切った後の形式を選択する

    区切った後のデータ形式を選択するため、『列のデータ形式』で『日付』を選択します。

    プルダウンのメニューから文字列に合う形を選びましょう。

    1. 『列のデータ形式』の『日付』にチェックを押す
    2. 『完了』を押す
  6. STEP

    『日付』として変換できた!

    『日付』として表示することができました!
    『日付』として表示することができました!

    『日付』として表示することができました。

エクセルの日付を『数字』から変換する方法

数字を『日付』に変更しよう!
数字を『日付』に変更しよう!

エクセルでは『20240202』といったように全て数字で表現されている日付もあります。

こういった数字のみ表現されている場合は以下の4つの関数を使用して日付に変換します。

  1. DATE関数
  2. LEFT関数
  3. MID関数
  4. RIGHT関数

DATE関数は3つの値を受け取り、それらを組み合わせて日付を作成できる関数です。

DATE関数【DATE(年,月,日)】:3つの値を受け取り日付で表示させる

LEFT関数、MID関数、RIGHT関数についてはこちら≫【エクセル】LEFT関数とは?基本から応用まで紹介!で詳しく解説しています。

それでは実際に設定していきましょう。

  1. STEP

    変更後の日付を入力したいセルの書式設定を『日付』にする

    セルの書式設定を選択する
    セルの書式設定を選択する

    エクセルを起動し、該当のシートを出して設定を行っていきます。

    該当のセルをクリックしてセルの書式設定を選択しましょう。

    1. 該当のセルを選択し、マウスを右クリック
    2. 『セルの書式設定』を押す
  2. STEP

    『日付』の中から表示したい形式を選ぶ

    セルの書式設定から『日付』を設定する
    セルの書式設定から『日付』を設定する

    セルの書式設定から『日付』を設定します。

    1. セルの書式設定の分類から『日付』を選択
    2. 日付として表示する形式を選ぶ。今回はスラッシュで区切った形にする
    3. 『OK』を押す
  3. STEP

    文字列が何を表しているのか判別する

    数字の並びについて考える
    数字の並びについて考える

    変更したいと考えている文字列がどのような内容なのか判別します。

    例えば『20240202』であれば『2024年2月2日』を表していると判断が可能です。

    DATE関数はこれらの数字をエクセルが日付として認識できるように、年、月、日の順に並べ替えることができるよ!

    Dr.オフィス

    Dr.オフィス

  4. STEP

    4つの関数を利用して『日付』に変更していく

    4つの関数を利用する
    4つの関数を利用する

    セルB3にある『20240202』を日付の表示にしたい場合は『DATE(LEFT(B3,4),MID(B3,5,2),RIGHT(B3,2))』と入力しましょう。

    この場合『LEFT(B3,4)』は『年』、『MID(B3,5,2)』は『月』、『RIGHT(B3,2)』は『日』を表します。

  5. STEP

    LEFT関数を使って数字の中から『年』を取り出す

    LEFT関数を使って『年』を取り出す
    LEFT関数を使って『年』を取り出す

    『年』の部分はLEFT関数を使用します。

    LEFT関数【LEFT(文字列,文字数)】:文字列の中から左から数えて指定された文字数の文字を返す

    『20240202』の中で年にあたる部分は左から4文字分です。

    そのためLEFT関数を使って『B3の文字列の左から4文字』を返すという設定を『LEFT(B3,4)』とします。

  6. STEP

    MID関数を使って『月』にあたる部分を取り出す

    MID関数を利用して『月』に該当する部分を取り出す
    MID関数を利用して『月』に該当する部分を取り出す

    『月』の部分はMID関数を使用します。

    MID関数【MID(文字列,開始位置,文字数)】:文字列の中で指定された位置から指定された文字数を返す

    『20240202』の中で『月』にあたるのは文字列の中の先頭から数えて5番目の数字から2文字分です。

    そのためMID関数を使用して『B3の文字列の先頭から数えて5番目の数字から2文字分』を返すという設定を『MID(B3,5,2)』とします。

  7. STEP

    RIGHT関数を使って『日』の部分を取り出す

    RIGHT関数を使用して『日』にあたる部分を取り出す
    RIGHT関数を使用して『日』にあたる部分を取り出す

    『日』の部分を取り出すためにRIGHT関数を使用します。

    RIGHT関数【RIGHT(文字列,文字数)】:文字列の中から右から数えて指定された文字数の文字を返す

    『20240202』の中で『日』にあたる部分は右から数えて2文字分です。

    そのため、RIGHT関数を使って『B3の文字列の右から数えて2文字分』を返すという設定を『RIGHT(B3,2)』とします。

  8. STEP

    Enterキーを押して、数字を日付で表示できた!

    『日付』として表示することができました!
    『日付』として表示することができました!

    LEFT関数、MID関数、RAND関数で返した数字をDATE関数を使って日付の表示にします。

    『DATE(LEFT(B3,4),MID(B3,5,2),RIGHT(B3,2))』とセル入力後にEnterキーを押すと、日付として表示できました。

エクセルの日付に関するQ&A

Q

数字として認識してほしいのに『日付』と認識されてしまうときはどうすればよいですか?

A

書式設定から『文字列』に設定できます。また『‘1/2』や『’1-2』など入力するものの先頭に「‘(シングルクォーテーション)」をおくと『文字列』として設定できます。

Q

西暦から和暦に変換する方法を教えてください!

A

西暦から和暦への変更はセルの書式設定から設定できます。こちら≫【エクセル】今日の日付と現在の時刻を自動表示する方法で詳しく解説しています。

Q

日付に自動で曜日を入れるにはどういった方法がありますか?

A

曜日も簡単に表示することができます。こちら≫エクセルで日付や曜日を自動で入力するスケジュール表を簡単作成!!で詳しく解説しています。

文字列や数字を『日付』表示にするのは簡単に設定できる!

今回はエクセルで文字列や数字を『日付』に変更する方法を解説しました。

関数やエクセルの『区切り設定』を使うと簡単に変更の設定をすることができ、便利です。

おさらい
  1. 表示したいセルの書式設定を『日付』に設定する
  2. DATEVALUE関数を設定する

『日付』として表示できないと、計算などでうまく処理できないことがあります。

本記事を読んでうまく表示できるようにしていきましょう。

エクセルの日付についてはこちら≫【エクセル】日付を入力する方法や表示する方法など便利技を紹介で詳しく解説しています。

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