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エクセルの「#VALUE!」を表示しないで消すには?空白に置き換える方法!

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エクセル初心者

エクセル初心者

エクセルの「#VALUE!」を表示しないようにする方法はあるの?
できれば「#VALUE!」を消して、セルを空白に置き換えできる方法があれば知りたいな。

数式に問題があるときにでる「#VALUE!」は、エクセルのIFERRORイフエラー関数で表示がしないようにすることができるよ!そうすれば、表の見た目もスッキリするね!

Dr.オフィス

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エクセルで数式に文字列が参照されていると、「#VALUE!」のエラー表示がでますよね。

「#VALUE!」を表示しないようにする方法の1つに、エクセルのIFERROR関数をつかって「#VALUE!」を表示しない、または別の文字列に置き換えしてしまう方法があります。

エクセルでIFERROR関数で#VALUE!を表示させないようにする簡単ステップ!
  1. 「#VALUE!」が返る数式にIFERROR関数【=IFERROR(値,エラーの場合の値】を入力
  2. 「値」に「#VALUE!」となる数式を参照
  3. 「エラーの場合の値」に「””」ダブルクォーテーションマーク2つを記入
  4. Enterキーで確定

パソコンインストラクター歴10年以上の私が、エクセルのエラー値である「#VALUE!」を非表示(空白)にする方法をくわしく解説していくよ!

Dr.オフィス

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エクセルの「#VALUE!」や「#N/A!」「#DIV/0!」といったエラーを表示させないようにすれば、より見やすいすっきりとしたデータに仕上がるのでぜひIFERROR関数の使い方を覚えましょう!

こちらの記事は下記の動画でも解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

そして「#VALUE!」の原因によっては別の対処法の方がいい場合もあります。

その他の対処法については»エクセルの「#VALUE!」を徹底解説!意味や原因を知って正しく対処!の記事をぜひご覧下さい!

※本記事は『OS:Windows11』画像は『Excelのバージョン:Microsoft365』を使用しています。

エクセルの#VALUE!値を表示しないようにする方法

エクセルで「#VALUE!」のエラー表示がでてしまう原因は、数式に問題がある場合に起こります。

たとえば以下の表をご覧ください。

エクセルで#VALUE!がでた原因
エクセルで#VALUE!がでた原因

「単価」×「入荷数」の計算で、数式に文字列が参照している箇所は「#VALUE!」と返り、数式に問題があることを表しています。

数式にIFERROR関数を組み合わせて、「#VALUE!」と返るセルを非表示(空白)にする方法を紹介します。

IFERROR関数とは、値がエラーだった場合に空白や別の文字列に値を置き換えることのできる関数です。

=IFERROR(値,エラーの場合の値)

  1. STEP

    数式を開く

    数式#VALUE!を非表示(空白)にする関数を入力
    数式#VALUE!を非表示(空白)にする関数を入力

    まずはじめに、数式のある列の一番上のセル(D2)を開きましょう。

  2. STEP

    IFERROR関数を入力

    IFERROR関数を入力
    IFERROR関数を入力

    数式が「=IFERROR(B2*C2,””)」となるようにし、Enterキーで確定をします。

    この数式の意味は、【もし「B2」×「C2」の値がエラー値の場合は「空白」に置き換える】となります。

    IFERROR関数の「エラーの場合の値」に参照した「””」ダブルクォーテーション2つは「空白」を意味するよ。

    Dr.オフィス

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  3. STEP

    オートフィルで数式をコピー

    数式をオートフィルでコピー
    数式をオートフィルでコピー

    IFERROR関数を入力しても、数式に問題がない場合は通常通りの答えが返ります。

    D2の数式をオートフィルでD7セルまでコピーしましょう。

    空白になった#VALUE!
    空白になったエクセルの#VALUE!値

    IFERROR関数でD4、D5セルの「#VALUE!」を非表示(空白)にすることができました!

エクセルの「#VALUE!」以外のエラー表示である、「#N/A」を表示しないようにする方法を»エクセルの【IFERROR関数】で『#N/A』を表示させない方法で紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください!

エクセルの#VALUE!値を空白ではなく別の文字に置き換える方法

エクセル初心者

エクセル初心者

エクセルの「#VALUE!」を何も表示しないのではなく、別の文字に置き換えることはできるの?

IFERROR関数なら「#VALUE!」と返るセルを空白(非表示)にするのではなく、-(ハイフン)などの文字列に置き換えをすることもできるよ!

Dr.オフィス

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  1. STEP

    IFERROR関数を入力

    #VALUE!をIFERROR関数で文字に置き換える
    #VALUE!をIFERROR関数で文字に置き換える

    D2セルの数式を、「=IFERROR(B2*C2,”-“)」となるようにしEnterキーで確定をしましょう。

    =IFERROOR(値,エラーの場合の値)の数式の「エラーの場合の値」は「”-“」と、ハイフンをダブルクォーテーションマークで囲ったものを参照することで「#VALUE!」を-(ハイフン)に置き換えることができます。

    数式の意味は、【もし、「B2」×「C2」がエラー値の場合は「-(ハイフン)」で表示させる】となるよ!

    Dr.オフィス

    Dr.オフィス

  2. STEP

    オートフィルで数式をコピー

    数式をオートフィルでコピー
    数式をオートフィルでコピー

    D2の数式を、オートフィルでD7セルまでコピーしましょう。

    -(ハイフン)に置き換えされた#VALUE!
    -(ハイフン)に置き換えられたエクセルの#VALUE!値

    エクセルのIFERROR関数で、「#VALUE!」を表示しない代わりに-(ハイフン)に置き換えることができました!

エクセルで#VALUE!を表示しないためのQ&A

Q

エクセルで「#VALUE!」を表示しないようにする方法はありますか?

A

エクセルのIFERROR関数で「#VALUE!」が表示しないようにすることができます。
くわしいやり方は、本記事の»エクセルの#VALUE!値を表示しないようにする方法をご覧ください。

Q

エクセルで「#VALUE!」を表示しない代わりに別の文字に置き換えをすることはできますか?

A

エクセルのIFERROR関数で「#VALUE!」の値を別の文字列に置き換えることができます。
くわしいやり方は、本記事の»エクセルの#VALUE!値を空白ではなく別の文字に置き換える方法をご覧ください。

Q

エクセルで文字列の参照による「#VALUE!」値を0の数値として置き換えする方法はありますか?

A

エクセルの「#VALUE!」を自動で「0」の数値としてみなすことができる設定方法があります。
くわしいやり方は、»エクセルで#VALUE!がでたときの直し方!超簡単な方法!の記事をご覧ください。

エクセルのIFERROR関数で#VALUE!を表示しないようにすれば見た目もスッキリ!

エクセルの「#VALUE!」値を、IFERROR関数をつかって簡単に非表示(空白)にすることができました。

また、IFERROR関数の参照のしかた次第では、セルに何も表示しないのではなく、-(ハイフン)などの記号や別の文字に置き換えをすることも可能です。

エクセルで「#VALUE!」を表示しないようにする手順を以下で確認しましょう!

おさらい
  1. 「#VALUE!」が返る数式にIFERROR関数【=IFERROR(値,エラーの場合の値】を入力
  2. 値に「#VALUE!」となる数式を参照
  3. エラーの場合の値に「””」ダブルクォーテーションマーク2つを記入
  4. Enterキーで確定

「#VALUE!」のほかにもIFERROR関数で、エクセルの「#N/A!」のエラー値を、非表示や指定の文字に置き換えることができますのでぜひ参考にしてください!

エクセルの「#VALUE!」の原因によっては別の対処法の方がいい場合もあります。

くわしくは、»エクセルの「#VALUE!」を徹底解説!意味や原因を知って正しく対処!をぜひご覧ください!

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