エクセル初心者
先輩が作成したエクセルの表データに小さなグラフがセルに入ってたんだけど、あれって何だろう?
エクセル初心者
僕も見たことあるよ!セルに小さなグラフが挿入されていて、分かりやすよね!
それは『スパークライン』という機能だよ! セルに挿入した小さなグラフは、数値だけよりも可視化されて分かりやすよね。 スパークラインを挿入する方法を解説するね!
Dr.オフィス
今回は、スパークラインについて解説します。
データを小さなグラフにして可視化することで、さらに分かりやすい資料作成ができます。
便利なスパークラインを使ってみましょう。
今回のスパークラインは『グラフ操作のレベルアップ』におすすめです。
ほかにもグラフ初心者からレベルアップができるグラフ操作13個を紹介した記事があるので、ぜひチェックしてみてください。
※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:Office365』を使用しています。
目次
スパークラインとは何だろう?
とても便利な『スパークライン』ですが、どのような表示で、どのようなときに使われるのか見てみましょう。
↑例えば、この表のN列に表示されているグラフが『スパークライン』になります。
フルーツの月別売上の金額を小さなグラフにしてセルの中で表示することができます。
数値のデータを『スパークライン』を挿入することで可視化され、よりデータを分かりやすく表現することができます。
スパークラインを挿入する表を用意する
まず、スパークラインを挿入する表を用意しましょう。
↑今回は、フルーツの月別売上個数のデータにスパークラインを挿入しましょう。
スパークラインを挿入する場所は、データの作り方で変わってきます。
↑このデータであれば『4月から7月』までのグラフを作成したいので、『F列』にスパークラインを挿入するセルを作成します。
↑こちらのデータであれば、『7行目』にスパークラインを挿入するセルを準備すると良いでしょう。
データが縦向きでも、横向きでもスパークラインを挿入することができます。
今回は、横向きのデータを使います。
小さなグラフ『スパークライン』を作成しよう
フルーツ別売上個数のデータにスパークラインを挿入しましょう。
↑F3からF5を選択し、挿入タブの『折れ線スパークライン』を選択します。
↑スパークラインの作成ダイアログボックスが表示されました。
スパークラインを配置する場所は、さきほど選択した範囲『F3:F5』が反映されています。
↑データ範囲を選択しましょう。
『B3:E5』を選択しOKを押します。
↑F列にスパークラインを挿入することができました。
スパークラインのスタイル変更
↑スパークラインの入ったセルを選択すると、『スパークラインタブ』が表示されます。
↑表示のチェックボタンでマーカーを選択できます。
『頂点(山)』と『頂点(谷)』に☑チェックを入れてみましょう。
すると、スパークラインにマーカーが表示されました。
一番売上個数が高い月と、一番売上個数が低い月にマーカーが付いています。
↑スタイルからも、スパークラインの色や、マーカーの色を変更することができます。
エクセルのスパークラインを削除する方法
最後に、スパークラインを削除する方法を解説します。
↑スパークラインが挿入されたセルを選択します。
スパークラインタブを表示しましょう。
↑右側のクリアを押します。
選択したセルだけのスパークラインを削除するか、全部のスパークラインを削除するかを選択できます。
今回は、選択したグループのクリアを押します。
↑スパークラインを削除することが簡単にできました。
スパークラインを挿入して、可視化されたデータを作成してみてはいかがでしょうか。
ほかにもグラフ初心者からレベルアップができるグラフ操作13個を紹介した記事があるので、ぜひチェックしてみてください。