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エクセルでラジオボタンは作れる!作り方や活用方法を徹底解説

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エクセル初心者

エクセル初心者

ラジオボタンを使ったアンケートを作りたいけれど、エクセルでも作れるのかな?

実際の作り方の手順も知りたい!

ラジオボタンは、エクセルで簡単に設定できるよ!

自分でいちからアンケートや申請フォームなどを作りたいときは簡単で便利なので使い方を覚えて作ってみよう!

Dr.オフィス

Dr.オフィス

この記事を読むと、エクセルでラジオボタンを設定する方法が分かります。

ラジオボタンを設定する簡単ステップ
  1. 開発タブを表示させる
  2. 開発タブのフォームコントロールからオプションボタンを選択
  3. 選択肢をグループ化する
  4. ラジオボタンの回答を表示する

PCサポート歴10年の私が、エクセルでラジオボタンを使えるように徹底解説するよ!簡単に設定できるので、ぜひ参考にしてみてね。

Dr.オフィス

Dr.オフィス

ラジオボタンを設定するときは「開発タブ」を使います。

日常業務では使用頻度が少ないので、難しく感じる方もいるかもしれませんが、ラジオボタンを設定は簡単にできます

業務の効率化やミス防止にも有効なので、ぜひ活用してくださいね。

こちらの記事は下記の動画でも解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

※本記事は『OS:Windows11』画像は『Excelのバージョン:Microsoft365』を使用しています。

エクセルのラジオボタンとは?

ラジオボタンとは?
ラジオボタンとは?

ラジオボタンは、エクセルではオプションボタンのこと

ラジオボタンとは、アンケートや申請フォームなどで使われる「複数の選択肢から、1つだけ回答を選んでほしい」時に最適な方法です。

エクセルでラジオボタンを設定したいときは「オプションボタン」を使います。

「オプションボタン」を設定する方法は、次の2つがあります。

  1. フォームコントロール
  2. ActiveXコントロール

ActiveXコントロールは、VBAからラジオボタンを設定する方法です。

高度な設定ができますが、扱うのが難しいです。

今回はより簡単に扱える「フォームコントロール」でラジオボタンを設定していきます。

エクセルでラジオボタンを使うメリット

エクセル初心者

エクセル初心者

最近はアンケートフォームの作成ツールがあるから、エクセルのラジオボタンを使って作らなくてもよいのかな?

エクセルのラジオボタンで作った方が良い場合もあるよ。

一緒に確認してみよう。

Dr.オフィス

Dr.オフィス

エクセルでアンケートを作る際には、アンケートフォームの作成ツールにはない3つのメリットがあります。

  1. 回答者が、会員等の登録なしで回答できる
  2. 簡単な項目であれば、作り方が簡単
  3. 紙でもアンケートを取りたい時は、エクセルで作るとそのまま印刷できるので便利

用途に合わせて、ぜひ使いこなしてみてくださいね。

エクセルでラジオボタンを設定してみよう

今回は下記のような、ラジオボタンを使って年齢と性別のアンケートを作成する手順をご紹介します。

ラジオボタン
ラジオボタン

ラジオボタンを作るには、まず「開発タブ」を表示させる必要があります。

「開発タブ」は初期設定では表示されていません。

「開発タブ」が表示されていない場合は、≫エクセル【開発タブ】を表示する方法と使い方で、「開発タブ」を表示させましょう。

開発タブの表示は簡単にできるので、↑こちらの記事を参考に開発タブを追加してね。

Dr.オフィス

Dr.オフィス

すでに「開発タブ」が表示されている場合は、ラジオボタンを実際に設定していきましょう。

  1. STEP

    新規のエクセルを開く

    エクセルをひらく
    エクセルをひらく
    1. エクセルを開き、「新規作成」を押す
    2. 「空白のブック」をクリック
  2. STEP

    開発タブから挿入をクリックする

    開発タブの挿入を押す
    開発タブの挿入を押す
    1. 開発タブを押す 
    2. 「挿入」をクリック
  3. STEP

    「フォームコントロール」の中の「オプションボタン」をクリック

    オプションボタンを押す
    オプションボタンを押す
  4. STEP

    ラジオボタンを配置する

    十字のカーソルが出てくるので、配置したいところにカーソルで、範囲を決めてラジオボタンを配置します。

    ラジオボタンを配置する
    ラジオボタンを配置する

    十字カーソルが出てきたらAltキーを押しながら配置したいセルをクリックすると、セルの大きさに合わせてラジオボタンが配置されるよ。

    きれいにラジオボタンを並べられるので、真似してみてね。

    Dr.オフィス

    Dr.オフィス

  5. STEP

    ラジオボタンの文字を変更する

    ラジオボタンの文字を変更
    ラジオボタンの文字を変更
    1. Ctrlを押しながらクリックして、ラジオボタンを編集できるようにする
    2. 「オプション1」の文字部分をクリック
    3. DeleteキーもしくはBackSpaceキーで、「オプション1」の文字を消す
    4. 消した文字部分に「20歳以下」と打ち込む

    長い選択肢を打ち込みたいときは、ラジオボタンと文字列を別にすると良いよ。
    ラジオボタンのみの表示にして、文字列はセルに打ち込んでみてね。

    Dr.オフィス

    Dr.オフィス

  6. STEP

    同じ方法で選択肢を追加する

    年齢の項目は4つあるのでラジオボタンを追加します。

    選択肢を設定する
    選択肢を設定する
  7. STEP

    同じように「男女」のラジオボタンを設定する

    ラジオボタンを設定する
    ラジオボタンを設定する
  8. STEP

    質問が複数あるときは選択肢をグループ化する

    それぞれの質問のなかで選択肢をグループ化をします。
    グループ化をしないとエクセルのシート全体で1つの項目しか選択できないからです。

    今回は「20歳以下 21~40歳 41~60歳 61歳以上」を1つのグループ、「男 女」を1つのグループに設定するよ。

    Dr.オフィス

    Dr.オフィス

    選択肢をグループ化する
    選択肢をグループ化する
    1. 開発タブを押す
    2. 「挿入」をクリック
    3. フォームコントロールの中の「グループボックス(フォームコントロール)」を押す
  9. STEP

    十字ポインタで選択肢をグループ化する

    選択肢をグループ化していく
    選択肢をグループ化していく

    十字ポインタになるので、グループ化したい項目を枠内に入るように選択します。
    「男女」の項目も同様にグループ化します。

  10. STEP

    グループ化の表示名を消す

    グループ化すると、「グループの名前」が表示されたままになります。
    文字が見えにくいので、表示を消します。

    グループの文字を消す
    グループの文字を消す
    1. 「ページレイアウト」タブを押す
    2. 「オブジェクトの選択と表示」をクリック
    3. 「選択」の中に「Group Box〇〇」という表示が出るので、隠したい項目の右側の「目」のマークを押す
  11. STEP

    ラジオボタンの回答を表示する

    設定したセルに選択したラジオボタンの回答が表示されるように設定します。

    コントロールの書式設定を押す
    コントロールの書式設定を押す
    1. どのラジオボタンでもよいので、右クリックをする
    2. 「コントロールの書式設定」を押す
  12. STEP

    「オブジェクトの書式設定」ウィンドウで設定する

    オブジェクトの書式設定で設定する
    オブジェクトの書式設定で設定する
    1. 「コントロール」をクリック
    2. 「リンクするセル」に結果を表示させたいセルを選択する
       右側のマークを押すと、エクセルのシートを選択できる
    3. 「3-D表示」にチェックを入れる
    4. 「OK」を押す
  13. STEP

    ラジオボタンの結果を表示することができた!

    ラジオボタンの結果を表示できました
    ラジオボタンの結果を表示できました

    選択肢の順番に1、2、3、4…と数字が自動的にふられるので、その数字を表示するよ。
    今回の年齢のグループについては以下の通りなので確認しよう。

    • 「20歳以下」→「1」
    • 「21歳~40歳」→「2」
    • 「41歳~60歳」→「3」
    • 「61歳以上」→「4」
    Dr.オフィス

    Dr.オフィス

ラジオボタンの活用方法

エクセルでラジオボタンを作ると、関数を連動できるため便利です。

ここでは以下の2つの活用方法をご紹介します。

  • SUM関数
  • CHOOSE関数

それでは詳しく説明します。

SUM関数を連動させて人数を集計する

アンケートなどで瞬時に合計人数を出せる便利なSUM関数をご紹介します。

選択肢の人数をラジオボタンの選択結果と同じにすると、SUM関数を使って瞬時に人数の合計を出せます。

SUM関数を使った活用例
SUM関数を使った活用例

アンケートの選択結果が「1人の時→1」「2人の時→2」「3人の時→3」「4人の時→4」となるようにアンケートの選択肢を設定しよう。

Dr.オフィ

Dr.オフィ

SUM関数の基本的な使い方は、こちら≫エクセルで足し算が簡単にできる【SUM関数】で合計値を求めよう!で詳しく解説しています。

CHOOSE関数を連動させて効率的に書類を作る

アンケート以外の業務にもラジオボタンを使うと効率的に作業ができます。

今回は一例として「CHOOSE関数」をご紹介します。

ラジオボタンで選んだ項目によって、文字の表示を変更できます。

CHOOSE関数を使った活用例
CHOOSE関数を使った活用例

「定期券清算」を選択すると、「期間と区間」を表示し、「宿泊費清算」を選択すると、「日付と宿泊先」を表示する設定になっているよ。

Dr.オフ

Dr.オフ

申請書など、選択肢によって内容が少しだけ異なる書類を業務で使うときに便利な機能です。

時短やミス防止にも最適なので、ぜひ活用してみてください。

【ラジオボタン】に関するQ&A

Q

ラジオボタンの位置をきれいに合わせたい!

A

 STEP3を参照してください。

Q

「フォームコントロール」と「ActiveXコントロール」の違いは何ですか?

A

ActiveXコントロールはVBAと連動できるので、より複雑処理を行えます。一方、フォームコントロールは、エクセルのシート上でより簡単にラジオボタンを設定できます。用途に合わせて使い分けましょう。

エクセルでラジオボタンを使って便利にアンケートや書類を作ろう

今回はエクセルで「ラジオボタン」を設定する方法を徹底解説しました。

エクセルでラジオボタンは簡単に設定することができましたね。

アンケートや申請フォームの他にも書類作成などの普段の業務に使えます。

使いこなすことで業務の効率化が可能です。

最後に、エクセルでラジオボタンを作る方法をおさらいしてみましょう。

おさらい
  1. 開発タブを表示させる
  2. 開発タブのフォームコントロールからオプションボタンを選択
  3. 選択肢をグループ化する
  4. ラジオボタンの回答を表示する

使い慣れないと抵抗があるかもしれませんが、便利な機能なのでぜひ活用してみてくださいね。

同じように開発タブから作成できる「スピンボタン」の使い方は、こちら≫【スピンボタンの挿入】エクセルの便利な機能を紹介で詳しく解説しています。

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