楽天リーベイツで楽天ポイント還元最大20%!今なら登録して初回購入で500ポイントもGET!

エクセルのフラッシュフィルで時短作業!関数よりも速い裏技を伝授

5 min 946 views
エクセル初心者

エクセル初心者

Excelのデータで、入力済みの氏名の姓と名を分けないといけないのだけれど、簡単にできる方法はないのかな?

フラッシュフィル機能を使うと簡単にできるよ。関数を使うよりも速く作業ができるから、とても便利だよ。これから詳しく解説するね。

Dr.オフィス

Dr.オフィス

今回は、エクセルのフラッシュフィルで自動入力する方法について、解説します。

フラッシュフィルは、オートフィルに隠れて意外と知られていない機能かもしれません。

この記事を読むと、フラッシュフィルの裏技やオートフィルとの違いを理解することができますよ。

【エクセル】フラッシュフィルのポイント
  • Excel 2013以降のバージョンから利用できる
  • 入力済みのデータから法則性を検知して、データを自動入力する
  • データによっては、関数を使うよりも速く処理ができる
  • データから法則性を検知する機能は、必ずしも完璧ではないため注意も必要

PCサポート歴10年以上の私が、エクセルのフラッシュフィルの裏ワザについて、詳しく解説するよ。

Dr.オフィス

Dr.オフィス

エクセルのフラッシュフィルは、オートフィルと同じように、ダブルクリックやショートカットなどで簡単に使うことができます。

フラッシュフィルの使い方を理解して、『フラッシュフィルは、関数を使うより速くて簡単!』と実感してみましょう。

エクセルのオートフィルの基本的な使い方については、こちら≫エクセルのオートフィルの使い方で詳しく解説しています。

こちらの記事は下記の動画でも解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

※本記事は『OS:Windows11』画像は『Excelのバージョン:Microsoft365』を使用しています。

【エクセル】フラッシュフィルを使ってみよう!

エクセルのフラッシュフィルは、オートフィルと同様にデータを自動入力できる機能です。

フラッシュフィルとオートフィルでの比較
フラッシュフィルとオートフィルでの比較

フラッシュフィルは、オートフィルと違って、入力済みのデータから法則性を検知しそれに従ってデータを自動入力することができます。

それでは、フラッシュフィルで『分割』『結合』『削除』をする方法を、順番に確認してみましょう。

フラッシュフィルで分割

入力済みの氏名一覧から『姓』と『名』に分割します。

  1. STEP

    1行目は手動で入力

    フラッシュフィル開始の1行目は、法則性を手動で入力する必要があります。

    1行目は『分割』の法則性を手動で入力する
    1行目は『分割』の法則性を手動で入力する

    ここでは、フラッシュフィルで『氏名』を『姓』と『名』に分割するので、セルB2の『和田 優太』を下記の通りに入力しましょう。

    1. セルC2に『和田』を入力
    2. セルD2に『優太』を入力
  2. STEP

    フラッシュフィルで分割する

    フラッシュフィルの実行
    フラッシュフィルの実行
    1. セルC2を選択
    2. [データ]タブを選択
    3. [フラッシュフィル]を選択
    法則性に従って『姓』の部分が自動入力される
    法則性に従って『姓』の部分が自動入力される

    C列に氏名の『姓』の部分が、自動入力されましたね。

    続けてセルD2を選択し、D列にも同様に『名』の部分をフラッシュフィルで自動入力しましょう。

  3. STEP

    分割の完了

    フラッシュフィルで分割が完了
    フラッシュフィルで分割が完了

    このように、フラッシュフィルで入力済みのデータを分割することができます。

ここで1つ注意したいのは、データから法則性を検知する機能は、必ずしも完璧ではないということです。

フラッシュフィルがうまくいかない例
フラッシュフィルがうまくいかない例

例えば、①都道府県を抽出する場合、先頭セルの法則性に従って『先頭から3文字を抽出』します。

そうるすと、『神奈川県』の場合は、先頭から3文字の『神奈川』と抽出してしまいます。

また、②姓名の間にスペースが入っていたり、入っていなかったりする場合なども影響がでてしまいます。

それでも、正しく抽出される量の方が多いので、フラッシュフィルを使用後は、間違いがないかを確認をしましょう。

フラッシュフィルで結合

『ユーザー名』と『ドメイン名』を結合して、メールアドレスを自動入力しましょう。

  1. STEP

    1行目は手動で入力

    フラッシュフィル開始の1行目は、法則性を手動で入力する必要があります。

    1行目は『結合』の法則性を手動で入力する
    1行目は『結合』の法則性を手動で入力する

    ここでは、フラッシュフィルで『ユーザー名』と『ドメイン名』を結合するので、セルA2の『yuta』と、セルB2の『@exceldoctor.jp』をセルC2に入力します。

  2. STEP

    フラッシュフィルで結合した『メールアドレス』を自動入力

    フラッシュフィルの実行
    フラッシュフィルの実行
    1. セルC2を選択
    2. [データ]タブを選択
    3. [フラッシュフィル]を選択
  3. STEP

    結合の完了

    フラッシュフィルで結合が完了
    フラッシュフィルで結合が完了

    このように、フラッシュフィルで入力済みのデータを結合することができます。

メールアドレスにハイパーリンクが設定される場合があります。

ハイパーリンクを解除するには、こちら≫【エクセル】ハイパーリンクを解除する方法を解説!非効率な自動設定はオフにしよう!を参考にしてみてください。

フラッシュフィルで削除

郵便番号や電話番号の『-(ハイフン)』が不要な場合もありますよね。

ここでは、郵便番号の『-(ハイフン)』を削除します。

  1. STEP

    1行目は手動で入力

    フラッシュフィル開始の1行目は、法則性を手動で入力する必要があります。

    1行目は『削除』の法則性を手動で入力する
    1行目は『削除』の法則性を手動で入力する

    B2の値から『-(ハイフン)』を省いた、『1234567』をセルC2に入力しましょう。

  2. STEP

    フラッシュフィルで『-』を自動削除

    フラッシュフィルの実行
    フラッシュフィルの実行
    1. セルC2を選択
    2. [データ]タブを選択
    3. [フラッシュフィル]を選択
  3. STEP

    削除の完了

    フラッシュフィルで削除が完了
    フラッシュフィルで削除が完了

    このように、フラッシュフィルで入力済みのデータを削除することができます。

フラッシュフィルは、データの法則性が一貫している場合、関数を使うよりも速くて簡単に処理ができるね!

Dr.オフィス

Dr.オフィス

ショートカットキーでフラッシュフィルを操作する

ショートカットキー【Ctrl+E】
ショートカットキー【Ctrl+E】

フラッシュフィルは、ショートカットキーでも操作ができます。

フラッシュフィルをショートカットキーで操作する
フラッシュフィルをショートカットキーで操作する

フラッシュフィルの開始のセルを選択し、ショートカットキーCtrl+Eを押します。

ショートカットキーを使うと、さらに速く処理ができるのでおすすめですよ。

フラッシュフィルができない場合の対処方法

フラッシュフィルができない場合、まずは、Excelの設定を確認してみましょう。

  1. STEP

    Excelのオプションを開く

    アクセスキーAltTOでExcelの『オプション』を開きます。

  2. STEP

    フラッシュフィル機能が有効になっているか確認

    Excelの設定を確認
    Excelの設定を確認
    1. 『詳細設定』を選択
    2. [フラッシュ フィルを自動的に行う]にチェックが入っていない場合は、チェックを入れる
    3. [OK]を選択

    このように、Excelの設定を確認することができます。

    また、フラッシュフィルを解除したい場合は、チェックを外しておきましょう。

フラッシュフィルの設定が有効でも、データに法則性が検知できない場合には、もちろんフラッシュフィルは使えないから、覚えておこうね。

Dr.オフィス

Dr.オフィス

【エクセルのフラッシュフィル】に関するQ&A

Q

excelのフラッシュフィルオプションは?

A

フラッシュフィルで入力後に、[フラッシュ フィル オプション]ボタンが表示されます。

Q

excelフラッシュフィルのやり方は?

A

フラッシュフィルで自動入力したいルールを1行のみ手動で入力し、[データ]タブ-[フラッシュフィル]の順に選択するか、ショートカットキーCtrl+Eを押します。

Q

エクセルのフラッシュフィルとオートフィルの違いは?

A

フラッシュフィルは、入力済みのデータから法則性を検知し、データを自動的に値を入力します。一方のオートフィルは、入力済みのデータから規則性のある数列や文字列を自動入力する機能です。

関数よりもフラッシュフィルで時短ができる!

今回は、エクセルのフラッシュフィルで自動入力する方法について、解説しました。

フラッシュフィルは、『法則性のあるデータに対して有効に使える』ということが分かりましたね。

入力済みのデータを分割、結合、削除をするには、とても便利です。

同じ作業に関数を使うよりも、フラッシュフィルを使う方が作業効率が上がります。

しかしながら、フラッシュフィルで自動入力するデータは必ずしも完璧ではありません。

データの法則性を正しく検知できな場合もあるので、注意も必要です。

それでも、手のかかる作業ではないので、フラッシュフィルが使えそうなデータには、とりあず試してみてもいいですね。

最後に、フラッシュフィルのポイントについて、おさらいします。

おさらい
  • Excel 2013以降のバージョンから利用できる
  • 入力済みのデータから法則性を検知して、データを自動入力する
  • データによっては、関数を使うよりも速く処理ができる
  • 法則性を検知する機能は、必ずしも完璧ではないため注意も必要

エクセルのフラッシュフィルとオートフィルを使いこなして、作業効率の向上につなげましょう。

エクセルのオートフィルの基本的な使い方については、こちら≫【エクセル】オートフィルの使い方!意外と知らない下までコピーする5つの方法で詳しく解説しています。

カテゴリー:

40万人以上が参考にしたエクセルドクターで最も人気の記事

エクセルで家計簿を作る方法

ワード初心者

ワード初心者

エクセルで本格的な家計簿を作ってみたいんだけど詳しく解説してる本とかがないんだよね・・・
徹底的に解説してほしいな!

エクセルで本格家計簿の作り方なら私に任せて!過去に40万人以上のユーザーが参考にした解説記事を紹介するね♪

Dr.オフィス

Dr.オフィス

エクセルを少し使えるようになってきたら、本格的な家計簿を作ってみるのがとてもおすすめです。

収支シートの出来上がりイメージ
収支シートの出来上がりイメージ

基本機能をしっかりと使って作るから、エクセルをマスターするのにも家計簿づくりはぴったり!

20万人以上が参考にしたエクセルでの本格的な家計簿の作り方はこちら↓↓

【エクセル家計簿の作り方】月ごとに入力して合計を反映させれば見やすくなる!

関連記事