楽天リーベイツで楽天ポイント還元最大20%!今なら登録して初回購入で500ポイントもGET!

エクセル【HLOOKUP関数】横に並んだ検索範囲からデータを取り出す

3 min 6,112 views
エクセル初心者

エクセル初心者

横向きのデータから、検索してデータを取り出したいんだけど、どんな関数を使えばいかなぁ?

エクセル初心者

エクセル初心者

縦向きデータの時はVLOOKUP関数を使ったけど、横向きデータだと使えないの?

横向きデータなら『HLOOKUP関数』で、縦向きデータなら『VLOOKUP関数』だよ。今回は、横向きデータを検索するHLOOKUP関数について解説するね!

Dr.オフィス

Dr.オフィス

横向きデータの場合にはHLOOKUP関数を使用します。

横向きのデータから検索して、必要なデータを取り出す方法を本文にて解説します。

HLOOLUP関数は『エクセル関数のレベルアップ』におすすめです。

ほかにも脱初心者が知っとくべき関数を43個紹介した記事があるので、ぜひチェックしてみてください。

※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:Office365』を使用しています。

エクセルのデータを取り出す関数

エクセルのデータを取り出すといえば、VLOOKUP(ブイルックアップ)関数を思い浮かべる方が多いかもしれません。

VLOOKUP関数は縦向きのデータを検索します。

今回は横向きのデータから検索するので『HLOOKUP(エイチルックアップ)関数』になります。

ポイント!

HLOOKUP関数とは

=HLOOKUP(検索値, 範囲, 行番号, 検索の型)

意味:指定した範囲から検索値を検索し、行番号の列からデータを取り出し表示します。「TRUE」は近似値の検索。「FALSE」は完全一致の検索。

『縦のVLOOKUP関数』と『横のHLOOKUP関数』は、引数もほぼ同じです。

せっかくなので、『VLOOKUP関数』と『HLOOKUP関数』を一緒に覚えてみましょう。

横向きデータはHLOOKUP関数で検索

フルーツリストを使い、解説しましょう。

HLOOKUP関数を使ってみよう
HLOOKUP関数を使ってみよう

↑フルーツ名や産地などが記載されている、横向きのフルーツのリストがあります。

8・9行目の青い表に、データを表示させます。

HLOOKUP関数の入力
HLOOKUP関数の入力

↑C9セルにHLOOKUP関数を入力しましょう。

HLOOKUP関数は、『=HLOOKUP(検索値, 範囲, 行番号, 検索の型)』なので、

『=HLOOKUP($B$9,$B$1:$G$4,2,FALSE)』になります。

商品コードを入力すると、B1:G4のリストから『入力した商品コードの2行目』を検索し、取り出します。

『$』の絶対参照については、こちら≫【エクセルのショートカットキー】数式に絶対参照を設定する「F4」を参考にされてみてください。

HLOOKUP関数の結果
HLOOKUP関数の結果

↑商品コードに『001』と入力すると『りんご』が表示されました。

C9セルをオートフィルでコピーしましょう。

オートフィルでコピー
オートフィルでコピー

↑すべて『りんご』が返されています。

行番号の編集
行番号の編集

↑D9セルをダブルクリックし、HLOOKUP関数を編集します。

リストの『売上』は3行目なので、引数の『行番号』は『3』に変更しましょう。

『産地』は4行目なので、『4』に変更します。

売上=HLOOKUP($B$9,$B$1:$G$4,3,FALSE)

産地=HLOOKUP($B$9,$B$1:$G$4,4,FALSE)

HLOOKUP関数の完成
HLOOKUP関数の完成

↑青い表にHLOOKUP関数を使ってデータを表示させることができました。

縦向きデータの関数は?

縦向きデータの場合には『VLOOKUP(ブイルックアップ)関数』を使います。

VLOOKUP関数
VLOOKUP関数

↑請求書を例に挙げ、VLOOKUP関数について、こちら≫エクセル【VLOOKUP関数】で別シートから簡単に条件にあう値を参照しよう!で詳しく解説しています。

必ず覚えてほしい関数のひとつになります。

『VLOOKUP関数』をぜひマスターしてくださいね。

便利なHLOOKUP関数

関数は、時短で正確な作業が行えるので仕事効率アップにつながります。

ドロップダウンリスト
ドロップダウンリスト

↑さらに時短で正確さを出すために、商品コードの入力を『ドロップダウンリスト』にすると入力する手間も省けます。

ドロップダウンリストの作成方法についてはこちら≫エクセルで便利な【ドロップダウンリスト】を作成や編集しようを参考にされてみてください。

今回は、HLOOKUP関数について解説しました。

VLOOKUP関数とHLOOKUP関数は、引数が『列番号』か『行番号』か、だけの違いでした。

とても便利で、使用頻度の多い関数になります。

ぜひマスターされてみてください。

関連記事