【エクセル】ピボットテーブルのデータを横並びにするには！？一般的な表として利用する便利な方法を紹介！

エクセル初心者

ピボットテーブルを横並びにしたいけど、そんなことできるのかな？

もちろんできるよ。ピボットテーブルのデータを横並びにすると、使い勝手をよくすることができるから、これから解説するね。

Dr.オフィス

今回は、ピボットテーブルのデータを横並びにする方法について解説します。

ピボットテーブルは、行ラベルや列ラベルに複数のフィールドを配置し階層構造にしたり、上位フィールド、下位フィールドに分けて集計ができたり大変便利です。

しかし、ピボットテーブルをコピーし、一般的な表としてデータの分析やデータの加工に利用しようとすると、例えば分類名と商品名が同列にコピーされるなど、不便なことがあります。

そのような場合は、ピボットテーブルのデータを横並びにすると、とても使いやすくなりますよ。

ピボットテーブルのデータを横並びにするには、アイテムのラベルをすべて繰り返す！

アイテムの並びをすべて繰り返し表示することで、ピボットテーブルを一般的な表として使えるようになります。

ピボットテーブルのレイアウトについては、こちら≫【エクセルの基本】ピボットテーブルのレイアウトとは？で詳しく解説しています。

ピボットテーブルを横並びにする方法

↑上記のピボットテーブルをコピーして、レコードの列の順番を『分類』『商品名』『金額』にするとします。

しかし、ピボットテーブルのレイアウトでコピーされてしまうため、『分類』フィールドが足りずに別途入力する必要がでてきます。

ピボットテーブル自体には『分類』情報が取り込まれているはずなのに、再度、個別に入力をするのはとても面倒ですよね。

そのよう場合は、ピボットテーブルのデータを横並びにすることで解消されます。

↑それでは、下記の通りに設定しましょう。

↑ピボットテーブルのレイアウトが表形式に変更されたら、次に下記の通りに設定します。

↑今回は、小計欄は不要なので非表示にしましょう。

↑これで、ピボットテーブルのデータを横並びにすることができました。

↑この状態でコピーすると、理想の表形式になりますね。

このように、ピボットテーブルのデータを横並びにすることで、行ラベルに複数配置したピボットテーブルを一般的な表として利用することができます。

ピボットテーブルのデータを横並びにすることで、ピボットテーブルの使い道が増えるね。

Dr.オフィス

ピボットテーブルのデータを横並びにする方法は、とても簡単でしたね。

『ピボットテーブルは便利だけど、表としても使いたいし、１レコードとしても個別に使いたい。でも、どうしたらいいのかな』というような、疑問は解消されたでしょうか。

ピボットテーブルは、レイアウトの変更やデータの並べ替えなど、さまざまな工夫によって、作業の幅を広げることができます。

ピボットテーブルを横並びにすることで、一般的な表として利用ができますので、ぜひ試してみてください。

ピボットテーブルのレイアウトについては、こちら≫【エクセルの基本】ピボットテーブルのレイアウトとは？で詳しく解説しています。