エクセルはデータの個数を数える関数があります。
【COUNT(カウント)関数】と【COUNTA(カウントエー)関数】です。
COUNT関数は、数値入力されたデータの個数を数えることが出来ます。
COUNTA関数は、空白以外の入力されているデータの個数を数えることが出来ます。
COUNT関数とCOUNTA関数の使い方を解説します。
COUNT関数は初心者の方が覚えるべきエクセル関数の基本です。
ほかにも初心者の方が覚えるべき関数を6個紹介した記事があるので、ぜひチェックしてみてください。
◇記事内のエクセル用語◇
引数(ひきすう) | 関数の結果を出すために必要な情報。 |
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※本記事は『OS:Windows10』『Excelのバージョン:2016』を使用しています。
目次
エクセルで数値の個数を数える【COUNT関数】
COUNT(カウント)関数は、数値の個数を数えることが出来る関数です。
指定した範囲内での数値を数えます。
集計表など、数値の個数を求める際には大変便利な関数です。
COUNT関数とは
=COUNT(値1,値2,・・・値255)
意味:指定した範囲にある数値データの個数数値データの個数を求めます。引数は最大255個まで指定できます。
カウント関数は、エラー値や文字が入ったセル、空白のセルは数えることが出来ないよ!
Dr.オフィス
空白以外のデータの個数を数える【COUNTA関数】
COUNTA(カウントエー)関数は、数値、文字、論理式を数えることが出来る関数です。
空白以外なら数えることが出来ます。
数値と文字が混在する場合などは、COUNTA関数を使いましょう。
COUNTA関数とは
=COUNTA(値1,値2,・・・値255)
意味:指定した範囲にある空白以外のデータの個数を求めます。引数は最大255個まで指定できます。
カウント関数もカウントエー関数も、引数は同じで255個までだよ!
Dr.オフィス
COUNT関数とCOUNTA関数を使ってみよう
↑フルーツ売上表からデータの個数を数えてみましょう。
B11セルには、1月に売り上げたフルーツの数を求めます。
B12セルには、取り扱っているフルーツ全種類の数を求めます。
COUNT(カウント)関数
まずは、B11セルの1月に売り上げたフルーツの数を【COUNT関数】を使い求めましょう。
↑B11セルに
=COUNT(B3:B9)
を入力します。
B3からB9の範囲の中から、数値の数を求めます。
↑売り上げたフルーツの数は『5』になりました。
マンゴーとキウイフルーツは『入荷待ち』の文字なのでカウントされません。
COUNTA(カウントエー)関数
つぎに、B12セルに取り扱っているフルーツ全種類の数を【COUNTA関数】を使い求めます。
↑B12セルに
=COUNTA(B3:B9)
を入力します。
B3からB9の範囲の中から、空白以外のデータの数を求めます。
↑フルーツ全種類の数は『7』になりました。
マンゴーとキウイフルーツは『入荷待ち』の文字も、数値も全てカウントしています。
まとめ
エクセルのデータの個数を数える【COUNT(カウント)関数】と【COUNTA(カウントエー)関数】は、集計など件数の把握する際に大変便利です。
エクセルでは、膨大な数のデータを処理することもありますね。
COUNT関数やCOUNTA関数は、時短で正確にデータの個数を数えることが出来ます。
数値だけなのか、数値以外のデータもあるのか、を見て使い分けてみてくださいね。