エクセル初心者
丸の図形を重ねて資料を作りたいんだけど、良い感じに丸の色を薄くしたいなぁ。丸が合わさってるのが分かりやすい方がいいんだけど、どんな方法があるかなぁ?
エクセル初心者
透過した画像をデータの背景にちょっと入れたいな。文字だけより印象が変わって、見やすくなりそうな気がするの。
それぞれの解決方法として『透過』をお勧めするよ!エクセルで透過するときは図形や画像の透明度を調整するよ!とても簡単なのでやってみよう!
Dr.オフィス
今回は、図形や画像を透き通るようにする『透過』をしてみましょう。
- 図形を挿入する
- 図形の書式設定を開く
- 塗りつぶしから透明度の調整をする
この3ステップで図形は透過できます。
画像は『図の書式設定』になるので、詳しくは本文で解説しますね。
画像を使った操作をくわしくまとめた記事もあります。
気になる方は、こちら≫エクセルの画像を使った操作を徹底解説!基礎から応用まで!も参考にしてみてください。
※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:2019』を使用しています。
目次
エクセルで図形や画像を透過するには?
まず透過した図形と画像を確認しましょう。
↑エクセルのシートに入力している文字や、目盛り線が透けて見えます。
このように透き通る状態にしているのが透過です。
透過は図形であれば『図形の書式設定』から。
画像であれば『図の書式設定』から、それぞれ設定できます。
まずは下記項目より図形から透過してみます。
『図形の書式設定』や『図の書式設定』では、他にも様々な設定が出来るよ!エクセルって便利だね!
Dr.オフィス
エクセルで図形を透過しよう!
↑『りんごとキウイフルーツの売上表』があります。
りんごの売り上げと、キウイフルーツの売り上げ、そしてりんごとキウイフルーツを一緒に買われてる売り上げが表になっています。
図形を使ってデータを見やすくしてみましょう。
↑挿入タブから『図形』をクリックして丸を選択します。
↑大小の丸の図形を2個挿入します。
小さい方に『キウイフルーツ』大きい方に『りんご』と文字を入力しましょう。
図形への文字の入力についてはこちら≫エクセルで図形の中に文字を入れる方法!自由に文字の配置もしてみよう!を参考にしてみてください。
↑りんごの図形を右クリックします。
どちらの図形でもかまいませんが、まずはりんごから。
図形の書式設定をクリックしましょう。
↑『塗りつぶしと線』の塗りつぶしを開きます。
↑『透明度』を60%にしてみましょう。
色も『赤』に変えましょう。
↑キウイフルーツの図形をクリックします。
同じように図形の書式設定の『塗りつぶし』から透明度を60%に設定します。
色は『緑』に変えました。
↑図形が透過されているので、重なっている部分が見えて分かりやすいですね。
この図形では、重なっている部分は『りんごとキウイフルーツをセットで購入されている』ことが見て分かります。
図形を透過することで、資料作成などさまざまな場面でとても役立つね!
Dr.オフィス
エクセルで画像を透過しよう!
画像を透過してみましょう。
↑『officeフルーツだより』に夏っぽい画像を挿入しましょう。
↑挿入タブから『画像』を選択します。
今回は『ひまわり』を選択し、挿入します。
↑挿入されたひまわりの画像を大きく広げます。
↑画像をクリックすると上下左右と角に白い丸が表示されます。
角の白い丸にマウスを合わせてドラッグアンドドロップすると、画像の拡大縮小ができます。
上下左右の白い丸に合わせると、幅や高さだけを変更できます。
↑文面に画像がすっぽり重なり、何も見えない状態です。
↑画像を右クリックします。
『図の書式設定』を選択しましょう。
↑『図の書式設定』の『図』を選び、『図の透明度』を開きます。
↑透明度を85%にしてみましょう。
↑印刷プレビュー画面で確認してみます。
印刷プレビュー画面へのショートカットキーは【Ctrl+P】です。
うっすらと、ひまわりの画像が入っていて可愛らしい便りになりました。
↑何も画像が入っていない方と見比べてみましょう。
いかがでしょうか?
このように、画像も簡単に透過してデータに挿入することができます。
ぜひ使ってみてくださいね。
まとめ
今回は、図形と画像の透過について解説しました。
透過の設定の『透明度』は0%~100%まであり、微妙な調整も行えます。
図形の透過簡単ステップをおさらいしてみましょう。
- 図形を挿入する
- 図形の書式設定を開く
- 塗りつぶしから透明度の調整をする
図形は『図形の書式設定』から。
画像は『図の書式設定』から。
それぞれとても簡単に設定できました。
ぜひ透過を使って、データを見やすくしてみてください。
画像を使った操作をくわしくまとめた記事もあります。
気になる方は、こちら≫エクセルの画像を使った操作を徹底解説!基礎から応用まで!も参考にしてみてください。