エクセル初心者
現在の時間を表示することができる関数があるって聞いたけど、どんな関数かな?
それは『NOW関数』だよ!NOW関数は、現在の日付や時刻を表示できるんだ!くわしく手順を紹介するね!
Dr.オフィス
今回は、現在の日付と時刻を表示するNOW関数について解説します。
NOW(ナウ)関数とは
=NOW()
意味:現在の日付と時刻を求めます。引数は必要ありません。
『今日の日付』の表示形式や、日付の固定方法なども紹介した記事はこちら≫【エクセル】今日の日付と現在の時刻を自動表示する方法になります。
※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:Microsoft365』を使用しています。
目次
エクセルで現在の日付と時刻を表示する【NOW関数】
NOW関数は、現在の日付と時刻を表示することができます。
日付だけで良ければ『TODAY関数』を使いましょう。
TODAY関数については、こちら≫エクセルで今日の日付を表示させる【TODAY関数】でくわしく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
次の項目より、NOW関数の手順を紹介します。
NOW関数の手順
『NOW関数』で『現在の日付と時刻』を自動表示してみましょう。
↑セルH1を選択し数式タブより『日付/時刻』を開き『NOW』を選択します。
↑『関数の引数』というポップアップが表示されますが、引数は必要ないので『OK』を選択します。
↑『今日の日付』に加えて『現在の時刻』が表示されました。
※セルに設定されている元の書式設定により、表示形式は異なります。
今回は『現在の時刻』のみに表示形式を変更しましょう。
↑セルH1を選択し右クリックして『セルの書式設定』を選択すると『セルの書式設定』ダイアログボックスが開きます。下記①~③の順に選択します。
- 『分類』の『時刻』
- 『種類』リストより、上から2番目を選択
- 『OK』を選択
↑『現在の時刻』のみの表示に変わりましたね。
↑直接『NOW関数』を入力する方法もあります。
セルH1を選択し『Delete』キーで先程取得した時刻を削除してから『=NOW()』と入力してエンターキーで確定しましょう。
↑『現在の時刻』が表示されましたね。
↑『現在の時刻』も更新させずに固定することができます。
『現在の時刻』を更新させないようにするには、『=NOW()』と入力し、続けて『F9』キーを押します。
セルH1を選択し『Delete』キーで先程取得した時刻を削除します。セルH1に『=NOW()』を入力し『F9』キーを押すと『現在の時刻』が数値に変換され、その数値が選択された状態で表示されます。数値が選択されていることが確認できたらエンターキーで確定します。
『現在の時刻』が表示されましたね。『F9』キーを押すことによって、『現在の時刻』が固定されます。
NOW関数をショートカットキーで入力
NOW関数をショートカットキーで入力することも可能です。
↑ショートカットキーの『Ctrl+:』でも同じ結果になります。
セルH1を選択し『Delete』キーで先程取得した時刻を削除してから、『Ctrl』キーと『:』を同時に押しましょう。
『現在の時刻』が表示されました。
『現在の時刻』を自動表示させるのも簡単でしたね。
NOW関数【まとめ】
今回は、現在の日付と時刻を表示することができるNOW関数について紹介しました。
NOW関数と似た関数で『TODAY関数』もありました。
NOW関数・・・現在の日付と時刻を表示する
TODAY関数・・・現在の日付を表示する
どちらも、とても便利な関数です。
ぜひ活用してみてください。
『今日の日付』の表示形式や、日付の固定方法なども紹介した記事はこちら≫【エクセル】今日の日付と現在の時刻を自動表示する方法になります。