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【エクセルのグラフ】棒グラフのデータが飛びぬけて高いときは途中で省略しよう!

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エクセル初心者

エクセル初心者

グラフを作成したら、1個のデータだけが飛びぬけて高くなってしまったよ。このままだと他のデータが見にくいんだよね・・・どうすればいいかなぁ?

バランスの取れたグラフを作成するために『グラフを途中で省略する』ことをお勧めするよ!エクセルの機能にないので手作りになるよ!

Dr.オフィス

Dr.オフィス

グラフのデータがずば抜けて突出している場合などは、グラフを途中で省略してあげると、見やすいグラフにすることができます。

途中を省略していないグラフと、途中を省略しているグラフ

見比べるグラフ
見比べるグラフ

グラフの途中を省略する機能はエクセルには準備されていません。

今回は図形を使い、途中で省略するグラフを作成しましょう。

途中で省略ステップ
  1. グラフを挿入する
  2. グラフのバランスを整える
  3. 縦(値)軸の数値を変更する
  4. 突出したデータに波線を重ねる

上記のような流れで作成します。

グラフの縦(値)軸の数値の調整や、波線を作成したりするので、作業が複雑に感じるかもしれません。

しかし手順通りに進むことで、スムーズにグラフの途中に波線を挿入することができます。

見やすいグラフ作成のために途中で波線を挿入する方法をマスターしましょう。

今回の棒グラフの省略は『グラフ操作のレベルアップ』におすすめです。

ほかにもグラフ初心者からレベルアップができるグラフ操作13個を紹介した記事があるので、ぜひチェックしてみてください。

※本記事は『OS:Windows10』画像は『Excelのバージョン:2019』を使用しています。

エクセルのグラフでデータが飛びぬけて高いときは

『5月の売上金額』の表を使い、グラフを作成します。

グラフ作成
グラフ作成

↑A2からB7までのセルを選択し、ショートカットキー【Alt+F1】でグラフを作成します。

マンゴーだけが突出して売り上げが上がっています。

1個のデータだけが突出してしまうと他のデータの差が分かりにくいね!

Dr.オフィス

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グラフの調整
グラフの調整

↑まず、グラフのバランスを整えてみましょう。

マンゴーのデータ『58,000』を他のフルーツとあまり差が出ない程度に調整します。

今回は『28,000』に変更しました。

グラフの方も自動で縦(値)軸の数値が変わりました。

マンゴーがトップなのは変わりないですね。

グラフだけを見せる場合は、元データを触っても大丈夫だね!でも、しっかりと本来の値を把握していないと間違えになってしまうので気を付けてね!もし、データも一緒に見せる場合は、グラフに反映していないデータを新たに作成するといいよ!

Dr.オフィス

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縦(値)軸の数値を変更
縦(値)軸の数値を変更

↑次に、縦(値)軸の数値を変更します。

本当は『58,000』ですが、バランスを調整のために『28,000』にしています。

なので縦(値)軸の数値だけを変更しましょう。

軸の書式設定
軸の書式設定

↑縦(値)軸を右クリックし、軸の書式設定を開きます。

表示形式
表示形式

↑軸オプションの表示形式を開きましょう。

表示形式コードを書き換えます。

表示形式コード
表示形式コード

↑表示形式コードに【[=25000]”55000″;[=30000]”60000″;0】を入力します。

意味:縦(値)軸に『25000』と表示されているときは『55000』に書き換える。『30000』と表示されているときは『60000』に書き換える。

となります。追加ボタンを押しましょう。

最大値の変更
最大値の変更

↑縦(値)軸の数値が上から『60000』と『55000』に変わりました。

その下『20000』からは変更ありません。

波線の追加
波線の追加

↑波線をマンゴーの棒グラフに重なるように挿入します。

これでグラフが、さらに見やすくなりました。

波線の作成方法を下記にて解説します。

途中を省略する波線の作成手順

波線の作成手順は、さまざまな方法があると思います。

今回は図形の『曲線』や『波線』を使った方法を紹介します。

図形の『曲線』を使って波線を作成

曲線を使った波線
曲線を使った波線

↑挿入タブから図形を選択し『曲線』をクリックしましょう。

波線を始点から描く
波線を始点から描く

↑カーソルが『十字』に変わります。

この状態で、左クリックします。

始点が決まりました。

手の間隔で描く波線
手の間隔で描く波線

↑2点目の頂点を左クリックします。

上下に左クリックしながら右へスライドさせます。

最後はダブルクリックして終了します。

手の間隔でクリックしていると波線がきれいには引けません。

きれいに波線を引くために、セルのマスを利用します。

セルのマスを利用して曲線を描く
セルのマスを利用して曲線を描く

↑セルのマスが交わっている場所を頂点にするように左クリックしましょう。

おおよそ均等に波線を引くことができました。

その他の線を開く
その他の線を開く

↑描画ツール書式の『図形の枠線』を開きます。

『太さ』を開き『その他の線』を開きましょう。

図形の書式設定
図形の書式設定

↑図形の書式設定が右側に表示されました。

幅を『9pt』にします。

ここの『pt』は、グラフの大きさやバランスを見て確定してください。

波線をコピー&ペースト
波線をコピー&ペースト

↑色は黒に変えて、同じ波線をコピー&ペーストします。

1pt小さな白の波線
1pt小さな白の波線

↑元の波線に重ねて色を白に変えます。

幅を『8pt』にします。

黒枠の波線ができました。

今のままでは、バラバラになってしまうので黒と白の波線をグループ化します。

グループ化
グループ化

↑ホームタブの検索と選択から『オブジェクトの選択』をクリックし波線を囲み、描画ツール書式よりグループ化します。

グループ化については≫【エクセル】複数の図形をグループ化しよう!!できない方も必見!!を参考にしてみてくださいね。

波線をグラフに重ねる
波線をグラフに重ねる

↑波線をグラフに重ねます。

波線の大きさなどは調整できるので、見えやすいように設置してみてください。

図形の『波線』を使って作成

図形には元から『波線』という図形があります。

こちらを使ってみましょう。

図形の波線
図形の波線

↑挿入タブの図形を開きます。

『波線』を選択し、挿入します。

1カーブ
1カーブ

↑しかし、図形の『波線』は1カーブしかありません。

1カーブではグラフ全体に挿入するのは難しいです。

この『波線』をコピー&ペーストして長さを調整します。

波線をコピー&ペースト
波線をコピー&ペースト

↑『波線』を選択し、『Ctrl+Shift』を押しながら『波線』を右に移動します。

図形が水平に右側にコピーできました。

この作業を何回か繰り返し波線を作成します。

波線をグループ化
波線をグループ化

↑波線をグループ化します。

色を『白』の塗りつぶしにして、枠線はなしにします。

プロットエリアに色付け
プロットエリアに色付け

↑グラフのプロットエリアを右クリックして色を付けます。

波線を重ねる
波線を重ねる

↑波線をグラフに重ねます。

グループ化しているので、波線の大きさなど調整しましょう。

1カーブだけ挿入した場合
1カーブだけ挿入した場合

↑突出したデータだけに、1カーブの波線を挿入するのもOKです。

波線1個でも、途中を省略していることは伝わるよ!

Dr.オフィス

Dr.オフィス

今回の『グラフの途中を省略する方法』は、波線を作成するしたり、縦(値)軸の数値を変更などしました。

少数のデータが突出して、ほかのデータが見にくくなると、せっかくのグラフがもったいないですね。

見やすく伝わりやすいようにグラフを設置するので、だれが見てもわかりやすいものを作成するように心がけましょう。

今回、紹介した棒グラフの省略する方法は『グラフ操作のレベルアップ』にとてもおすすめです。

ほかにもグラフ初心者からレベルアップができるグラフ操作13個を紹介した記事があるので、ぜひチェックしてみてください。

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収支シートの出来上がりイメージ
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