エクセルの絶対参照の使い方
エクセルの絶対参照について『ジャガイモ地域別仕入表』で解説します。
↑セルA2の単価200円とB列の個数により、C列で仕入金額が計算されます。
↑数式で見てみましょう。この場合のセルC6の計算式は「=A2(単価)*B6(個数)」になりますね。1度きりの計算であればこれでいいのかもしれませんが、この計算式が100行ある場合や、さらに1000行の追加入力を依頼されてしまった場合はどうしますか?
そこで活躍するのが絶対参照です。しかも『$』を追加するだけです!!
↑今回は、セルC6の単価セルA2を絶対参照にします。この場合セルA2の『A』と『2』の前に『$』付けます。
セルC6に数式『=A2*個数』とする場合、『A』と『2』の前に『$』を追加して、『=$A$2*B6(個数)』とします。
実際の入力方法は、セルC6に『=』を入力してセルA2を選択し『F4』キーを押すと、『A2』が『$A$2』となりますので、その後に『*個数』とします。
↑セルA2を絶対参照($A$2)にする=『行と列』を同時に固定、つまり『2行目A列』のセルを固定して参照するという意味になります。もっと簡単に言うと、『絶対参照を使った数式「=$A$2(単価)*個数」の単価の部分は必ずセルA2を参照してね。必ずセルA2だよ!!』という意味になります。
↑絶対参照を使う前の計算式、セルC12の数式『=A2*個数』をセルC21までコピーすると、エラーが出てしまいます。
↑単価の参照先がA2からA3,A4・・・A11と動いてしまい、計算式も結果も成立しないものになってしまいますね。
↑絶対参照を使ったセルC6の数式『=$A$2*個数』をセルC21までコピーすると正しく計算されます。
↑そこで、単価の参照先を絶対参照にしていれば、下方向にコピーをしても参照先が下に移動することなくコピーでき、単価の変更があった場合でも単価の参照先のみ変更すれば、計算式の全てに即座に反映されます。
最初は、絶対参照を使った計算式と使っていない計算式を横に並べ、下方向へのコピー結果を比べて、セルの動きを確認してみると分かりやすいです。
次の項目では、絶対参照のショートカットを紹介しています。
とても役立つのでぜひ活用してください。
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